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占いのイメージ

「占いってどんなイメージですか?」と聞かれたらなんと答えますか?

私は以前、店にいた頃ですのでもうかれこれ15年以上も前に出た本の中でそんなインタビューがあって確か
「筮竹持って街頭にいるおばあちゃんというイメージ」だと答えたと思います。
タロットとかの西洋系のイメージではなく、あくまでも手相とか人相とか東洋系の占いで、年配の人が人生相談みたいな感じでうんちくを語るような感じを連想していました。

人によっては「宗教チック」だとか「他力本願みたいで嫌い」という方もいたりで、特に男性は非科学的だからと毛嫌いする人が多いように思います。理科系の頭脳を持った人は特にそういった傾向が強いかもしれません。
女性だと「怖い」とか「ズバズバ欠点とか言われるのは嫌」という感じで嫌う人もいます。

私の主人もあまり占いは信じないみたいだし、「興味ない」と言い放ちます。

知り合いでも、私がこの仕事をしている=人生の決定を占いですべてやってる人みたいに思われることがあって、「そんなわけないやん」とは思うのですが、逃げていると言われてしまったこともあります。
実際に、自分の人生を占うなどということは年に一回あるかどうかなのですが・・・。
参考にはしますが、占い師だからと言って占いに左右されるのは絶対にダメだと師匠から言われていますから、占ってもらうということも、ここ数年はありません。

でも・・・そんな風に「占い」を敬遠するような人でもなぜか
「大安」「仏滅」とか「厄年」みたいなことは気にするから不思議です。
これって、「占い」とどう違うのでしょうか?
いわゆる「ゲン担ぎ」というものは、男性でも結構しますし、「先負」だと午後から何かをしようとか言うし、古くからあるこういった「迷信」?のようなことはみなさん信じます。

占いと、この手の大安・仏滅みたいなことってどう認識が違うのでしょう?
その手のもので言えば、「大殺界」なるあの細木女史の生みだした言葉にも結構みなさん左右されますね。
おみくじで「凶」を引いたような感じになるのでしょうか?
確かにいいイメージはないのですが、大殺界は3年間もあるので、その間何もできないというわけにもいかないし。
私自身は「今日の占い」で山羊座が12位である方が嫌なんですが・・・。職業柄でしょうか?
仏滅でも、結婚式とか試験とかでない限りは特に気にもならないし、厄年なんて、女性は33歳ですが、私自身は別に何もなかったですし・・・。

この手のものは、案外「占い嫌い」の人の方が気にする傾向があります。
案外、「嫌い嫌いも好きのうち」で、実は占いを信じる自分が嫌で、避けているだけかも・・・なんて主人なんかを見ていると思います。(そのくせ雑誌の占いは見てしまうらしいですが・笑)

確かにあまり左右されすぎてしまうのもいささか問題ですが、ことさらに嫌うのも逆に変だなと思います。
占い師だからといって、占いに左右されているわけじゃないと言うことをもう少しわかってほしかったりするのでした。(笑)
そうでなきゃ、占い師なんてやってられないと思うのですが・・・・。

みなさん満月とか新月ってのは結構神秘的だからか、好きですよね~

不思議なものです・・・。
かく言う私も神社に行ったりはするけれど単なる自己満足っぽいし、新月のお願いというのもしたことがないのです。

占い師が言うのも変ですが、運命は自分で変えられますし、やはり自分で切り開くものだと思います。
ただ、占いというのは天気予報みたいなものであって、「転ばぬ先の杖」みたいなものじゃないのかなと思います。
いいことは信じて(当たらなくても特に問題ないし)、悪いことは参考にして気を付ければいいと思います。

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