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Astrology

離婚運

Category:占星学・アラカルト

女性のホロスコープでは太陽は夫を示し、月は妻としての自分自身を示すのですが、太陽・月がかなり凶角が多い場合は、絶対に離婚しそうなパターンをかなり持っています。

まず、太陽と天王星が90度、これはもう、離婚率の非常に高い星の配置です。
さらに、太陽と、男性を示す火星の凶角も離婚運を示します。
太陽とトランスサタニアンの凶角はほぼすべて離婚運として見ることができます。

友人に、「誰と結婚しても離婚するでしょう」と断言された人がいますが、確かに彼女は離婚していますが、太陽と月がスクエア、太陽と火星が合、太陽と天王星もスクエアで太陽と冥王星もスクエア、太陽とドラゴンヘッドもスクエア、太陽とキローンもスクエアともう、太陽が完全にアフリクト状態です。
ただ、彼女は再婚運(9ハウスで観ますが)は主星が太陽ですので自分で選びとり、そこにリリスがありますので因縁ではありますが、9ハウスが先行日蝕にもなるため、再婚すること自体が使命のようなところがあります。
離婚はしていますが常に男性運はある人ですし、波乱運ではあるのですが、運の強い人で、さすがにスクエアがここまであると一筋縄ではいかない人生ではありますが、金運は恵まれた人なのでまあ、美人だし目立つし、自叙伝でも書けるような感じですが・・・。

もちろん、これだけスクエアがあっても離婚しない人だっています。
ただ、それがいいか悪いかは本人が決めることですし、私など星の絡みから言うと離婚運はありませんが、それだけ思い切った決断を下せないという情けない人間だとも言えます。
でも、凶座相が強い場合はやはり思い切った決断を下さざるを得ないような事態には陥りやすくはなります。逆に変に我慢するより、思い切って離婚した方が幸せなのだとも言えます。
私の友人にはなぜか「×2」の人が5人ぐらいいます。
皆さん共通しているのがやはり太陽と天王星の凶座相です。
ただ、皆さんバイタリティがあるし、50代ですが恋することを諦めていないし若くてきれいなのです。

離婚するから不幸とは決して言えないと思うし、結婚生活を維持しているから幸せというわけでは決してありません。
やはり、日蝕や月蝕のテーマが結婚や家庭にあるのかどうか、さらにはキローンなどが7ハウスにあるような人の場合、結婚ということがひとつのトラウマにもなっているけれど、それを克服するためには結婚しないことにはわからないということにもなります。

結婚の結果としてのハウスが7ハウスから数えて4番目の10ハウスになるので、10ハウスの状態を見てそこがアフリクトされていた場合は(10ハウス主星つまりMCの主星になります)結婚の結果が必ずしも満足のいくものではないでしょう。
私も10ハウス主星は水星でややアフリクト気味ですから、まあいろいろあります。ただ、ドラゴンヘッドが10ハウスですし、先行日蝕テーマですので、多分結婚しているからこの仕事をしているのでしょう。
それにしても離婚のパターンというのは結構当たりますよ。

Keyword:7ハウス 9ハウス 10ハウス 太陽恋愛・結婚アスペクト

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