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Astrology

第8ハウス

Category:占星学・アラカルト

8ハウスというのは一般的には「死のハウス」と呼ばれていてあまりいい意味合いのハウスではないのですが、私のような仕事にとっては案外良い意味合いもあるのです。
死イコール霊界ということで、霊的な力、いわゆる「スピリチュアルな力」は強まるため、感受性が豊かになり、なんというか、洞察力が深まり、ある意味で「覚悟」ができるという意味もあったり、誰かに助けられるという、「見えない力」の影響を示します。
いわゆる「ギフト」のハウスでもありますが、プレゼントというのは何も物質ばかりではなく、人からいただく良い気持ちすべてを含む場合もありますので、このハウスは蠍座のナチュラルハウスということも考えると
「一人の人と深く関わることで得られるもの」
ということを示していますので、私のような仕事をしている人や、人と深く関わる必要性のある仕事をしている人にとってはなかなかどうして、不可欠なハウスです。
他者信頼に繋がるハウスでもあるので、本当の意味での自信(自己信頼)を持つにはやはり、他者を信頼しなければならないということです。

第8ハウスは死のハウスでもありますが、同時に「再生のハウス」でもあるので「目覚め」「カタルシス」を促すハウスです。

「死者」というとなんとなくイメージがよくないですが、「先祖」はみんな死者です。このハウスは先祖との縁も示すので、ここに吉星が多い人は、先祖に守られているという人が多いのです。
いわゆる「長男・長女」に多く、そうでなくてもなぜか長男・長女的役割を担っている人も多いのです。それゆえに相続を意味するハウスで、徳を積んでいるため、人からいただくものが多いとも言えます。
誰かが亡くなるということは特に身近な人の場合辛いですが、それゆえにパワーをもらう場合もありますので、本質的な生命力の強いハウスでもあり、だから、性的な事柄をも示すハウスです。
誰かの命を無駄にしてはいけないという意味合いもあるので、精いっぱい生き切るということをなんとなく意味づけられている気もします。

第8ハウスも使い方次第ではいい意味合いになるのです。

Keyword:8ハウス カルマ

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