占星学の玉手箱

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Astrology

異性が切れない星

Category:占星学・アラカルト

鑑定をしていて思いますが、いつ何時でも彼氏のいる女性がいます。
(鑑定に来る人がほぼ100%女性なので)

要するに「男の切れ目がない人」というタイプで、「彼氏いない歴」というのが皆無なのです。

まあ、次の彼氏ができて、前の彼氏を振るのだろうとは思いますが、時には1年間に4人ぐらいとっかえひっかえ・・・というか、こらえ性がないというか、付き合う期間が短すぎるというか私なんかにはただただ羨ましい限りなのですが。

アスペクトにそういった「恋多き女性」のようなパターンはあるのかなと思って観てみると
一つの特徴として、やはり金星と火星がオポジションになっているケースが多くみられます。
オポジションというのは、火の場合は必ず風になり、地の場合は必ず水になるので、この2種類の組み合わせになります。要するに、反対側にあるけれど、相性そのものは悪くない星同士で金星と火星が向き合って引っ張り合いをする感じです。
金星と火星は女性と男性を示しますから、男女で綱引きをしているようなものです。
綱引きはどちらかが引き寄せられれば終わりますが、引っ張っている限りは続きます。

反発しつつも惹き合ってしまうのがこのパターンなので、やはり異性にはもてますし、魅力的なパターンではあります。

身近な例ではわが次女ですが、まあ、若かりし頃はいつも彼氏がいました。
金星天秤座が11ハウス、火星牡羊座が5ハウスと、ともに本来の座にある品位の高いこの恋愛の星がオポジションになっていて、5ハウスと11ハウスという、恋愛と友情の部屋で綱引きをしている状況ですから、まあ、恋愛運は抜群なのです。
よくもまあ、次々と相手が出てくるなと思いますが、こういう星だと、恋愛するなと言う方が無理ですね。

金星と火星がコンジャンクションの場合は、本人が惚れっぽいという形態になりがちですが、オポジションだと結構相手からオファーが多いでしょう。
スクエアだと「思う人には思われず、思わぬ人に思われ」のパターンで葛藤しやすく、トリンだと努力しないため、失敗もない代わりにもてない場合もあります。恋愛に対してあまりエネルギッシュにならないのです。

まあ、ドラマチックで本人は大変でしょうけど、羨ましい配置だなぁと思うわけです。

Keyword:金星火星アスペクト

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