占星学の玉手箱

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Astrology

仕事運と金運

Category:占星学・応用知識

仕事運と金運は比例してくれるといいのですが、なかなかうまくいかないものです。

金運はあるけれど仕事運がない

というのはまだ、生活は維持できるんで、ご本人は不満かもしれませんが、私なんぞには実に羨ましい人生だと思います。
先日見た方で、5ハウスの木星と太陽がきれいなトリンで、仕事をしなくても株の配当だけで生活できるし、奥様と毎月海外旅行に行くのが楽しみ~とおっしゃっている方がいました。こんな人生を正直、短い期間でもいいから送ってみたいものです。

でも・・・

仕事運だけあっても金運がない

というのが一番厄介で、実は私たち夫婦がそうです。

仕事運は確かにあります。あぶれることはあまりありません。というか、「一生仕事だ!」という星ですから、仕事以外に運がありません。多分大学時代からずーっと働いてなかった時期はないと思います。出産後だって2カ月で仕事復帰しましたし、それが嬉しかったので働く事は大好きだし全然苦にはなりません。家にじっとしていろと言われた方が窒息して退屈で死にます。
なのに、小さな仕事が多いというか、「意外と体力を使う割に実入りは少ない」みたいな運なのです。

まあ、まかり間違っても大金持ちには絶対になれないのです。

前にも書きましたが、金星が2ハウスなので自分が食べるには困らないのかもしれませんし、まあ、金星は角度もいいので、自分が稼ぐという意味では、好きなこと、趣味、きれいな服を着てする仕事をしているので合っています。
太陽も1ハウスではありますが、ほぼ2ハウスに近いためか、「自分で食い扶持を見つけなければならない」という運命です。
ところが、2ハウスにあるキローンと6ハウスの火星(オーバーワーク、体調を崩しやすい)、8ハウスの天王星(配偶者の金運が悪い、突然の金運の変化)、12ハウスの木星(人助けの仕事に意味がある)とでグランドクロスを持つ私は、どうも、2ハウスにトランジットの天王星がやってきた頃からずっと日蝕・月蝕のテーマが2ハウスと8ハウスばかりでして、金運という意味では全く見はなされています。

主人がもともと2ハウスに土星があるので、もちろんこれだけでは断定できませんが、一般的には「働く割に報酬の少ない金運」なわけで、2ハウスにはドラゴンヘッドがあり、人生のテーマがお金だし、2ハウス主星冥王星はその土星とスクエア・・・・なかなか報われない金運で、ホントに見ていてかわいそうなぐらいです。前世できっとお金をないがしろにしてきたのでしょう。
本当は海外で仕事をしたり、遠方に行ったら成功したかもしれない星なのですが、私たち家族の犠牲になってしまったので、申し訳ないのですが・・・。

私は仕事の選択は間違っていないと思っているのですが、10ハウスのドラゴンヘッドと2ハウスの金星がスクエアなので、仕事をするのは天命だけれど、お金とは繋がりにくく、占いというのはもともとお金儲けの手段にすべきじゃないとも思っているせいか、清貧な性質でなかなか要領よく仕事できないのです。
でも、仕事である以上、やはりある程度お金をいただくことで「責任料」になっています。
私の場合、6ハウス主星が金星だし、2ハウスにあるので普通にお給料をもらえる仕事に就いていた方が安定していたかもしれませんが、今の仕事のように心に響くような感動はなかったかもしれませんし、10ハウスが日蝕テーマなので仕方がないでしょう。

この仕事で儲けている人は確かに大ぜいいますし、羨ましいなとも思いますが、私たち夫婦はどうも「お金よりも大事なこと」を教えられているんじゃないかなという気がします。

お金は人の気持ちを荒ませてしまいます。だからなのか、ある一定の報酬しか与えられない運命なのかもしれないなと、最近は思っています。

でも、もう少し好きなことに使えるお金がほしい!というのは切実な気持だったりします。(笑)

Keyword:2ハウス6ハウス8ハウス キロン金運カルマトランジット

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