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Astrology

ドデカテモリィ(十二区分帯)

Category:占星学・アラカルト

ドデカテモリィ(十二区分帯)についてここに書いたのかどうか、以前の記憶がないのでわからないのですが、これは、私の占星学の師匠、橋本航征先生の本「宿命占星学」に書かれていますが、一つの星座30度をさらに12分割して、2.5度(2度30分)ずつに区分けして、たとえば太陽の度数が私みたいに山羊座の9度45分だとすると、2.5度ずつの区分でいえば最初が0度~2.5度未満、次が2.5度~5度未満、その次が5度~7.5度未満、次が7.5度~10度未満なので、この区分に属します。
最初の区分はそのまま山羊座になるため、4つあとの星座つまり牡羊座の区分にあるということになります。

このように、すべての惑星がそれぞれどの区分に属するのかを調べて、それぞれの惑星の性質の本来の星座の中でもドデカテモリィの星座の性質を帯びるというように、細かく性格を観ることができます。

私は太陽山羊座・月乙女座・アセンダント射手座ですが、このドデカテモリィの理論を使うとなんと、すべて牡羊座のトリプルになってしまうのです。
なんともいけいけどんどんで単純明快、猪突猛進みたいな明るく重たいキャラになります。

これはいわゆる「裏キャラ」みたいなもので、普段は出ませんが、土壇場で出てくるキャラです。
確かに私は普段は地の星座オンパレードみたいな真面目で地味、努力家みたいな人間ですし、アセンダントの部分でちょっとおちゃらけた傾向もあります。でも、負けん気は強いし、結構正義感があるし、弱いものには優しいですが、ずるいもの、えらそーなものには真っ向からぶつかってしまう、要領の悪さがまさにこの、牡羊座トリプルかなと思ってしまいます。しかも結構短気ですからイライラすることも多いです。(たいていは自分にイライラしますが)

もちろん普段が牡羊座ではないため、本来の牡羊座ほどの男っぽさやフライングはないのですが、牡羊座が好きなのはきっと自分のこのドデカテモリィのせいかなと思っています。

もちろん、ドデカテモリィの星座の人とは縁がありますから、友人には牡羊座の太陽・月を持った人がかなり多いですし、私の常連のお客様にも圧倒的に多い星座でもあります。

総体的に火の星座の人の裏表のなさが好きですね。

金星や火星のドデカテモリィももちろん観ますが、金星は私はドデカテモリィでも乙女座だし、火星のドデカテモリィも蠍座でなんとも地味でストイックな星ばかりになってしまうので、やっぱり華やかな恋愛ドラマとは無縁の人生のようです。
魚座の男性が好きなのは、ドデカテモリィの火星が蠍座という水の星座だからかもしれません。
本来の火星が蠍座の場合はもう少しセクシーなタイプを好むでしょうけど、私の本来の火星は牡牛座なので温厚で実直な人が好きですが、芸術性の高い人を好むのはこのドデカテモリィの水の星座のせいだと思います。このように、本来の星が私みたいに地ばかりであまりに一貫性がありすぎてしまう場合、違う性質のものが入るとそれは強調されます。

どこまでいっても風の星座には縁のない私の星です。だからか、風の星座のさわやかさにいつも憧れてはうざがられてしまうのですが・・・。(笑)
自分の元々の星にあまりしっくりこない人は、このドデカテモリィで「裏キャラ」を調べてみてはいかがでしょうか?
ただ、このドデカテモリィは知らない人も多いので、あまり使っていない人もかなりいます。
自分の意外性に気づくのにはいいかもしれませんね。

ただし、動きの遅い木星以降の星は、ドデカテモリィはあまり有効ではありません。
アセンダントは結構必要かもしれません。
同じアセンダントの射手座でも、私はドデカテモリィが牡羊座のせいで結構イラチですが、これが牡牛座だったり魚座だったりする人は多分に穏やかな性質を帯びるでしょう。

Keyword:牡羊座性格

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