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Astrology

出生時間と太陽の宮

Category:占星学・アラカルト

私は、研究よりも実践タイプですので、しかもパソコンが常にあるわけではないため、喫茶店で話をしていても大体のホロスコープが書けるというのが本当は狙いなんです。
でも、まさかあの、天文歴の内容すべてを頭に入れるなど、絶対に不可能ですから、月のように毎日動く天体の位置までは把握できません。

でも、太陽星座はすぐにわかりますので、生まれた時間があいまいでも、「何時ごろ」という大体の時間がわかれば、実は太陽が何宮にあるのかは正確ではないにしても割り出せるのです。

簡単に言えば、概ね午前4時~6時ごろに生まれた人は、太陽は1宮にあるケースが多く、6時~8時ごろだと12宮になり、8時~10時ごろだと11宮、10時~12時ごろだと10宮、12時~14時ごろだと9宮、14時~16時ごろだと8宮、16時~18時ごろだと7宮、18時~20時ごろだと6宮、20時~22時ごろだと5宮、22時~0時ごろだと4宮、0時~2時ごろだと3宮、2時~4時ごろだと2宮

と目算がつけられるのです。
もちろん、概算ですから、あくまでも正確にホロスコープを書かないと意味がないと思う人には全く必要のないことですが、朝方生まれの人が結構多いでしょう?
大概、そういうケースでは、ソーラーチャート(太陽のある星座の0度から30度均等に区分)と同じく、太陽は1宮になるのです。
昼生まれは10宮付近で社会性が強く、夕方生まれは7宮付近で協調性があり、夜生まれは4宮付近なので内向的とか、だいたいのキャラはつかめます。

中年以降の方になるともう、出生時間はほとんど不明ですが、「何時頃」ということがわかればこのように、太陽のあるハウスを割り出せるので、性格分析には役立ちます。
「何時頃」と分かっている場合には、レクティファイ(出生時間修正)という結構難しい作業がありますが、あまり得意ではないのでほとんど使いません。
ソーラーチャートでも7割ぐらいは当たると思っていますので、アスペクトが読めればホロスコープは判断できますし、イメージで読む事も実は大切なのです。

簡単に運勢を観る場合は結構役に立ちますよ。

Keyword:太陽アセンダント

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