失恋した時の状況

仕事柄、恋愛の相談は時代のシビアさにあいまって少なくなったとはいえ、やはり多いです。
で、一つの恋が終わって、次の恋愛を求めて
「特定の相手はいないけど、いつ次の恋に出会えるか」

という相談はやはり多いですが、結構抽象的なのでバシッとは占いにくい題材でもあります。
まず、気持ちの問題があるので、一概に次の恋愛…と簡単に言えないからです。
失恋したらまず、普通は落ち込みますが、落ち込み方には何種類かあって、単純に「悲しい」と思って涙にくれるのはまあ、大概水の星座などウエットな感情主導型です。
あと、「悔しい」と思ってやけ食いをしたり、何かしら別の行動をすることで発散するタイプは、プライドの高い火の星座に多いでしょう。
もうひとつが、失恋したという事実を認めず、「無視する」タイプで、「あんな奴には自分はもったいなかったんだ」と言い聞かせたり「大して好きじゃなかったから大丈夫」と、心の中から排除しようとするタイプです。
これは概して思考型の風の星座に多いかもしれません。
心理学でいえば「悲しむ」タイプは「内罰傾向」で自分が悪かったんだとウジウジしてしまうタイプ
「怒る」タイプは「外罰傾向」で相手のせいにすることで自分を守るタイプ
「無視する」タイプは「無罰傾向」で運命のせいにしたり理屈付けをして納得させようとするタイプになります。

12星座別に言えば、
牡羊座・・・まあ、オンかオフしかないため、オフになるとすべての思考回路が止まり、しばらく廃人状態になるが、やけ食いをしたりめちゃくちゃに自分をとことんまでぶっ壊すことで浮上するが不健康になる

牡牛座・・・執着型ですが相手を恨むことはなく、どちらかというとウエットに悲しみにくれるが、比較的立ち直りは早く、やけ食いをしたり、誰かと旅行したりして次の恋に向かって頑張る。太る傾向

双子座・・・はまるということが比較的少ないし、異性の友人が多いので、自分自身を軽くすることに徹する。忘れて次に行こうというエネルギーは結構あるので合コンに盛んに参加したりするが真剣さはしばらく不要

蟹座・・・過去を忘れることがなかなかできないため、引きずり度は高い。思い出は美しいと浸ったり、悲しい曲を聞いたり恋愛ドラマで涙にくれるなどして悲劇のヒロインになりたがる傾向。次にはなかなかいけない。

獅子座・・・プライドの高さゆえ、そういう恋愛をした自分自身を責めてしまう場合が。今度こそ違う恋に生きると頑張りすぎてまた同じタイプにはまるという負のスパイラルにはまりやすい。不器用ゆえ意外と引きずる

乙女座・・たらればで過去の出来事を分析して反省材料にするが忘れられない。傷つくことを恐れ、慎重なあまり次の恋になかなか行けず、また同じことになるのではと怖がってしまう傾向。仕事や趣味があれば強い

天秤座・・・風の星座の中では意外と引きずるが、プライドがそういうカッコ悪い自分を許さないため、表向きは平然としているが、プレイ的要素の強い恋愛を求めたりわざと悪ぶってしまう場合が

蠍座・・・愛情の強さの度合いに比例して恨みつらみの度合いも膨らむため厄介。悲しみと怒りが混在するため、最悪の場合ストーカーになったり自虐的に。次の恋より相手の不幸を願ってしまう場合が

射手座・・・もともと複数の異性を同時に操ることのできるタイプゆえ、引きずる度合いは少ない。「別れたら次の人」とあっさり鞍替えする。楽天的故立ち直りは早いものの学習能力もあまりない

山羊座・・・恋愛至上主義になることが少なく、尊敬が愛情のバロメーターになるため、終わった時点で尊敬の念はなくなる。人以外のこと（仕事や目標）にはまり、相手を見返そうとばねにする

水瓶座・・・別れた相手と「友達」として存続させることができる。ただしはまった場合は案外嫉妬深さを露呈することもあり両極端。恋愛そのものに溺れないよう、普段から無罰型の傾向が強い

魚座・・・ドラマチックな性質のため、恋が終わった当初は大騒動になり周囲を振り回すが意外と次に行く逃げ足の早さも。感情を溜めこむことができないため、忘れようと現実逃避で好きでもない異性になびく傾向も

以上はあくまでも持論ですが、どうでしょうか？
もちろん、女性は金星の位置で観るのも大事です。男性は火星です。
私など、太陽も金星も山羊座なんで、かわいげなどかけらもないですね。
ただ、一度だけ、月の乙女座でウジウジと引きずった経験があります。恋愛恐怖症になってしまいました。
まあ、いろんな形がありますので、占う場合にもその人の性格特性はやはり把握しておかないと、実は引きずっていたいのに前向きに!と押し売りするのもいけないと思います。
ネガティヴな感情から逃げるのではなく、向き合って乗り越えなければ次の恋はやはりいいものにはならないと思いますね。