占星学の玉手箱

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Astrology

守護星の使い方

Category:占星学・12星座シリーズ

12星座シリーズの変形版ですが、どの星座生まれの人も、星は使い方次第で生きてきます。そのために具体的にどの星をうまく使うかということを、普段鑑定で言っていますが、その一般的な方法として最も簡単なのが、太陽星座の守護星の意味合いは、やはりその星座に関することなので、その惑星の長所をいかに使うかが大事だと思います。

で、各星座で有名人を実例にとって、その星座の特徴をうまく生かしている例と、おバカな例を挙げてみたいと思います。

牡羊座・・・守護星は火星ですから、良い意味での闘争心をいかに自分にとってプラスになるために使えるかがカギでしょう。
負けん気をばねにして頑張った場合、やはり「成功」を勝ち取れます。キーワードがI amですので、やはり自分自身との闘いに正々堂々と挑める牡羊座は幸運を手に入れられるでしょう。
よい例はまあ、賛否両論あってもやはり占いで一大ブームを巻き起こした細木数子さんや、司会者としての地位を築き上げた島田紳助さん、上沼恵美子さんなどはみなさん勝気ですがそれなりに努力をしています。短気さが災いしても偉業を達成している黒澤明・大島渚両監督はやはりその闘争心をうまく活かした例でしょう。
でも、闘争本能に反してあまりにいい人をしてしまうと、水嶋ヒロさん(今後の活躍はわからないですが、ちょっといろんな意味でコケた感は否めません)やどうしてもハッキリ本音を言いすぎる福士加代子さんなど、今後どうそれをばねにして頑張れるかですね。もっとスケールの大きな例で言えば独裁者アドルフ・ヒトラーがいます。

牡牛座・・・守護星金星なので、美意識や芸術性をうまく生かせるかがカギで、悪く使うと享楽的になるので注意です。
よい例は森光子さんや森繁久弥さんのように、一芸を長く極めることによって、功績を残せました。王貞治さんもそうです。でも、売れてお金が入り、遊びにふけると押尾学や赤坂晃のように犯罪者になってしまいます。もっとスケールの大きな人では田中角栄さんなどもいます。金星のよい面と悪い面が出ている例でしょう。やはり地の星は持続力を生かしてこそだと思います。

双子座・・・守護星は水星ですから、やはり言葉がキーワードで、うまく言葉を生かして仕事につなげている人はその話術で人を楽しませることができますが、悪く出ると「口は災いのもと」となってしまいます。
よい例は今は亡き人ですが、誰の心にも残る偉大な歌手、美空ひばりさんや藤山寛美さんなどがいますが、どちらも「言葉」を生かしきった人生でした。でも、使う言語を間違えて自らの政治生命を台無しにした小沢一郎さんや、余計なひとことで時に顰蹙を買う張本勲氏などがそうでしょう。ドナルド・トランプ氏も口にチャックをしていた方がよさそうな感じですね。

蟹座・・・守護星は月ですから、感情面でのコントロールが上手にできるといいでしょうし、過去に執着せず、常に前進する姿勢を見せる人は大衆的な人気を得ることができます。良い例がお茶の間に欠かせない存在の明石家さんまさんや憎めないキャラで人気の間寛平さんや内村光良さんなどですが、感情過多になったり過去に囚われて前に進もうとしない場合は、せっかくの才能があっても今一つ花開かない中森明菜さんやどこか中途半端な政治家になってしまった岡田克也さんなど、メンタル面をいかに強化するかが課題になるでしょう。

獅子座・・・守護星太陽で、キーワードはI will ですから自分の意志で動いていたら必ず成功できる資質を持った星なのです。確固たる信念を持った人はやはり王者の風格があります。役者として不動の地位を築いている田村正和さんや杉良太郎さんなど、自信が嫌味になりません。女性でも男に媚びず、カッコいい生き方を貫いている天海祐希さんや米倉涼子さんはカッコいい女性を地で行っています。でも、一歩間違うと傲慢になりえる星でもあり、太陽の自我があまりに出すぎると清原和博さんや萩原健一さんなど、それなりに実績はありますが敵も多く、単なる目立ちたがり屋のお山の大将にならないように気をつけなければなりません。

乙女座・・・守護星水星は双子座と同じですが、話すこともさながら、書くことも乙女座の水星は意味があります。ハンディや失敗をばねにして地位を築いたマイケルジャクソンや長渕剛さん、男の理想像のように今なお言われる故・松田優作さんなどは地の星座特有の努力のたまものだと思いますし、水星の示す知性を存分に発揮している代表格が山中伸弥教授でしょう。でも、柔軟宮特有の、異性関係にルーズになるという脆弱さが出てしまうと田代まさしさんや今話題の高畑裕太さんのように「懲りない人」という烙印を押された人生になってしまうケースがあります。

天秤座・・・守護星金星の美意識は牡牛座と同じですが、そこに社交性が加わるため、行かに周囲の人とうまく関わっていけるかというバランス感覚にすぐれた人は成功をおさめます。気品漂う美智子皇后さまや、女優として不動の地位を築いている黒木瞳さんや松嶋菜々子さんなどがそうで、天秤座の典型のような勝ち組人生を送っています。男性でも渡辺謙さんや金城武さん、世界のイチローさんなど、国際的にスケールの大きな仕事をしているけれど謙虚さが漂います。でも、品性を崩してしまうと、元朝青龍さんやもっとひどくなると清水健太郎さんのように自分と向き合うことのできないタイプになります。品格がやはり問われることになるでしょう。

蠍座・・・守護星は冥王星という、徹底的に何かを追及するある種の根性の星ですから、何かを極める底力を持っているはずです。一旦決めたことはとことんやり抜くことができれば、手塚治虫さんや西田敏行さん、木村拓哉さんのように、誰もが認めざるを得ない立場を築くことができ、本田宗一郎さんやビルゲイツさんのように後世に残るであろう人物として一目置かれますが、この星はそのエネルギーを恋愛に費やすことで失敗しやすく、森進一さんや山城新伍さんのようにさびしい晩年を送りやすく、大原麗子さんもあれだけの美貌と才能を持ちつつも、孤独な晩年だったりと、幸・不幸の差が顕著に出るのが晩年だったりします。

射手座・・・守護星は木星なので、もともとラッキーに見舞われた運のいい星なのですが、それを謙虚に受け止め、広い心でみんなの幸せを願えると、松下幸之助さんのような偉大な人になれますし、故人ですが誰からも愛された夏目雅子さんや、きっと今後も人気は衰えないであろう本木雅弘さん、いぶし銀のような落合博満さんなど、大物が多いのですが、楽観過剰になって調子に乗ってしまうと言う欠点もあるため、それが行き過ぎると、一世風靡したにもかかわらずやはり調子に乗りすぎて転落した小室哲哉さんや都知事の座を強制終了せざるを得なくなった舛添要一前都知事のように、スケールの大きな転落の仕方をしてしまいますから、気を引き締めて周囲に感謝して持って生まれた強運を生かしていくことが大切です。

山羊座・・・守護星は努力や忍耐を人に教える星、土星ですから、やはりいかに地道にコツコツ努力したかによって成果が違ってくるでしょう。政治家としてはやはり成功者と言える小泉純一郎さんは代表格ですし、女優でも名わき役としてなくてはならない樹木希林さんや、伝説の歌姫、山口百恵さん、伝説のスター、石原裕次郎さん、世界の北野とも呼ばれる北野武さんなど偉大です。ミュージシャンでも宇多田ヒカルさんやユーミンなど大物揃いです。体操界を引っ張っている内村航平さんなども努力の人という表現がぴったりです。でも、努力を怠ったり、野心を間違った方向に使ってしまうとブラックな人になってしまいますので、悪名高かった死刑囚大久保清や道を間違えて自決した三島由紀夫しかり、北朝鮮のキムジョンウン氏のような独裁者を生むケースがあります。

水瓶座・・・守護星はエキセントリックな天才を生む天王星ですので、うまく使えば天才を生みますが、悪く出るとただの変人になってしまう両極端な星ですから使い方が大事でしょう。よい例では何と言っても所ジョージさんでしょう。彼ほど水瓶座のよさだけが出ている人もいないと思いますし、他にも高倉健さんなど、独自のカリスマ性を持った人も結構いますし、女性でも小泉今日子さんなど、ちょっと風変わりなイメージで人気の人もいます。でも、一歩間違うと石原真理子さんや酒井法子さんのように「変な人」になります。天王星の持つ感性が狂気を帯びると故・金正日氏のようにもなってしまうので使い方によっては怖い星でもあります。

魚座・・・守護星は神の愛、アガペーを示す海王星ですが、これは同時に裏切りや迷いの星でもありますから、使い方ひとつで素晴らしい人から危ない人まで天と地ほどの違いがあります。一般的に大惑星が守護星の場合は、落差は激しいでしょう。良い例は、好き嫌いはあってもまあ、芸能界に君臨している松田聖子さんや中島みゆきさん、桑田佳祐さんや天才長嶋茂雄氏もそうですし、岡本太郎さんなど、一歩間違えると危ない人ですが、才能を発揮できたよい例でしょう。でも、自己抑制の弱い星ですから取りとめなく流れると、元Winkの相田翔子さんはよい例なのに対し、鈴木早智子さんは悪い例ですし、今一つ言動が危ない田原俊彦さんなどもいますし、最悪の例が世の中を欺いた罪人、麻原彰晃こと松本智津夫被告でしょう。

これはほんの一例ですが、やはり守護星はうまく使うことが大切なんじゃないかと思います。

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