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Astrology

ドラゴンヘッドのトランジット

Category:占星学・アラカルト

ドラゴンヘッドのトランジットというのも、なかなか侮れないポイントです。

ドラゴンヘッドは感受点としてはもちろん、前世のよい記憶と言う意味合いがあるのですが、親しい人や今生での努力の方向や楽になれる考え方等を示します。
約1年半一つの星座にいますので、だいたい1年の運気を見るにも適しているのです。

ですから、大まかには2011年は射手座に移行すると読めるのですが、私はアセンダントが射手座の11度なので、今年一杯は1宮にドラゴンヘッドがほとんどいると考えてもいいのです。
ソーラーチャートで言うと山羊座の場合、1宮~12宮に移行するのですが

なんと、奇しくもNHKニュース9のメインキャスターを今務めていた、青山祐子アナウンサーと、半井小絵さんという気象予報士の方は、なんと、生年月日が1日しか変わらない、ともに山羊座第一デークの生まれなのです。(青山さんが1972年12月27日生まれ、半井さんは同じ年の12月26日生まれです)ですから、トランジットのドラゴンヘッドはまさに彼女たちの太陽の上を通過していきました。
この二人、先日、青山さんが番組内で結婚について触れたことで、天下のNHKということでお目玉を食らったせいかはわかりませんが、お昼の番組に春から変わりました。そして、半井さんは何やら不倫疑惑でのせいかはわかりませんが春には番組を降板しました。
なんとなく、青山さんは結婚に向けてと言う意味でまあ、悪いイメージの降板ではないですが、半井さんの方はとばっちりというか、ダメージが大きいですね。

1日違いなので、月の位置が若干変わってもほぼ同じ星の配置なので、二人ともソーラーで行くとドラゴンヘッドが現在1宮にあるので、「運命的な出会いや別れ。周囲からの注目度が増す。味方も多いが敵も多い。争い事が起きやすい」
とまさに、吉凶両方の意味があるのです。

このお二人、形が本当に吉凶分かれたような感じですが、12宮に移行した場合、「将来のための準備期間。親しい人との別れや誤解」
などという意味があります。
いずれにしても環境が変わるわけですから、出会いも別れもあるわけです。
ドラゴンヘッドの反対側には必ずドラゴンテイルがありますから、1宮にトランジットのヘッドがあるということは
7宮にテイルがあるわけで、味方も多いが敵も多い・・・という観点が出てくるのです。

実は私自身もそうでして、何かと新しい出会いもありましたし(再会と言うのも多い)、自ずと自分にとって必要な人とそうでない人とが取捨選択できるような時期になっていました。
ただ、「親しい人」というのは家族なども入りますから、年寄りや病人を抱えた我が家ですので、ちょっぴり危機感はあります。家族は出会いというのは子供が出産でもしない限りないので・・・。
ドラゴンヘッドの場合、常にテイルと対になるので、吉凶両面、どちらの意味が出るかは、日ごろの行い・・・ということになります。

青山さんは日ごろの行いがよかったのか、半井さんはよくなかったというか、慢心があったのかはわかりませんが、お二人の今後はやや吉凶分かれた感じに見えましたね。

私など、日ごろの行いがいいとはとても言いきれませんので、気をつけて日々、すごしたいものです。
自分の太陽星座にドラゴンヘッドが絡む時はやはり人間関係の変化には気を付けるべきだとは思います。

Keyword:ドラゴンヘッド・テイルトランジット

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