占星学の玉手箱

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Astrology

不妊星座・多産星座

Category:占星学・応用知識

根拠がいまひとつわからないのですが、結婚運や子ども運を見る場合、太陽や月などが主に多産星座(水の星座すべて)にあれば比較的恵まれていたり、文字通り子供ができやすかったりすると言われていて、逆に、不妊星座(双子座・獅子座・乙女座)にあれば子供が授かりにくいと言われたり、結婚運にある種の障害をもたらすとも言われています。

実際、私自身も月が乙女座だし、5宮にリリスがありますので、結婚後5年間、不妊治療の末に今は2人の子供がいますが、とにかく結婚後数年間は、子供ができないことに悩みました。

5宮に土星・火星の凶星や太陽・ドラゴンテイルがあるとこれらは「不妊惑星」と言って子供が授かりにくいとも言われています。私の場合火星があります(ほとんど6宮ですが自分では5宮だと思っています)
逆に、木星・金星・月・ドラゴンヘッドが5宮にある場合は子どもが授かりやすいと言われています。

もちろん、これらのいずれかが当てはまったからと言ってすべてではないというのが占星学の難しいところなので、言いきってしまうことはかなり語弊があります。

ただ、私の長年の経験上ですが、自分が月が乙女座だから反応しやすいというのもありますが、月が不妊星座でも子供に恵まれる人がいますが、結構子供で苦労する人が多いのも確かです。
苦労すると言うのは子供との関係が悪いとかいうのもあるのですが、子供さんが重病だったり不登校やいじめにあうなど、子供さんの問題で親もかなり神経をすり減らすだろうと読めます。

あとの星は、準多産星座が牡牛座・天秤座・水瓶座で
準不妊星座が牡羊座・射手座・山羊座です。

もちろん妊娠とか出産は、ご主人側の星もありますので、うちは主人の月が蟹座だったのもあって、2人授かったのかもしれません。ただ、5宮リリスと火星があるのでやはり私がほしかった男の子は授からず、長男の嫁という立場上、かなり姑には嫌味を言われました。(苦笑)

5宮だけでなく、ポウラリティの考え方だと、11宮も「配偶者の生殖能力」という意味で観なければならないと思います。あと、5宮海王星だと、流産しやすい傾向もあります。

結婚運で言うと、不妊星座に太陽がある女性は結婚しにくい場合もあるし、月のある男性も然りです。
もちろん、これらのことはあくまでも惑星による「運命」ですので、努力によって変えることは十分可能ですから、占星学というのは一種の警告であり、本人がそれを覆せるように頑張ることでいかにも変わるわけです。

ただ、私自身で言えば、子ども運は決していい方ではないので、やはりそれなりに苦労があります。
長女とはなかなか相容れずにいますし、自分のカルマでもあります。
正直長女を生んだことでいろいろあったためにこの仕事をしているし、次女も生まれました。

ですから、多産星座の通りに子供が普通に授かっても、自己中心的に生きていたらその後どうなるかわかりませんし、逆に不妊星座でも子供が授かったことで感謝して人のために生きる事が出来る人はカルマの解消ができるのです。
子供が授からないと悩む方の気持ちは自分が経験しているのでよくわかるのですが、それがカルマになってしまう場合もありますので、執着を手放し、別の道を見いだす必要もどこかではあるのかもしれません。

私の友人には子供のいない人が結構いらっしゃいますが、みなさん、ご夫婦の仲がいいし、そういった場合はきっと子供という存在が介在しないほうが夫婦にとって良い運命なのかもしれません。
「子はかすがい」と言いますが、逆にそうでない場合もあります。

私の場合は自分に母性が乏しいことを教えられ、カルマとして背負うべきであると言う宿命のようです。
だからか、私の子供は一人でも生きていける強い子に育った気がします、というか、そういう子だから私みたいな人間のもとに生まれたのかもしれません。

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