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Astrology

一度一年法

Category:占星学・応用知識

プログレス法にもいろいろあるのですが、一番ポピュラーなのはやはり「一日一年法」と呼ばれているものです。
ただ、これだと、30歳の人は誕生日から30日後のホロスコープを書きますが、天文暦がないと割り出せません。
もちろん、月や金星などの惑星の動きも見ますから、ポピュラーに運命を読めます。

でも、簡単に「今年はどんな年か」とか「ターニングポイントはいつか?」など知りたい時があります。
そういう場合、「一度一年法」という方法を使えば太陽や金星などは比較的わかりやすいでしょう。
(動きの遅い惑星はあまり当てはまらないのが欠点ですが)
ただ、これは自分の惑星の度数を知っておかなければなりませんが・・・。

私の場合、太陽は山羊座9度ですから、一つの星座が30度ですので、21度プラスしたら太陽は水瓶座に移行します。つまり、21歳でプログレス太陽が水瓶座に変わります。その後は30度ずつに星座の変わり目がありますので、51歳でプログレス太陽が魚座に変わりました。
確かにプログレスの太陽が水瓶座にあった時期が「占星学」とともに歩んだような時期で、勉強を独学できちんと始めたのが大学の時なのでつまり21歳ごろからでした。
プログレスのオーブは前後1年ですので、だいたい20歳~22歳をさします。
そして今も、プログレスの太陽が魚座に変わり、自分自身がある意味優しくなってきた時期の範囲にあります。

ただ、月に関しては動きが早すぎますのでこの方法は適さないのです。

トランジットは心理面が出ることが多いのですが(トランジットの天王星がネイタル太陽に合だとハプニングが起きて内面的に穏やかじゃないとか)、プログレスは事象が出てくる場合が多いのです。(プログレス太陽がネイタルの天王星に合だと変化があるということだけで、良いか悪いかはトランジットで検証する)

私自身、カラーセラピーを習ったのが50歳です。「占星学とタロット」のみでずっとやってきましたが、心理的な分野、いわゆる「セラピー」部門にはずっと関心がありました。でも、霊感はないので、そういうものではなく、何かもっと「あなたの運勢はこうです」と決めつけないで済むようなものを探していました。
これがピッタリはまったのがカラーセラピーでした。

このように、プログレスはピンポイントでの事象を示す事が多いのです。

太陽の度数が29度の人などはもう、1歳にして次の星座にプログレス太陽が移行しますから、次の星座の性格が結構出やすいのだと思います。一方、太陽が1度とかの人は、29歳まで生まれた太陽星座にプログレス太陽があるので、やはりその星座の性格が強く出ると言うのはこの理論から来ていると思います。

こういう観方で、星座の移行の時期がわかりやすいため、太陽の性質が変わる時期が読めます。

私自身がここ数年しんどいのは、これで観ると、ネイタルの冥王星に対してしばらくプログレスの太陽もオポジションになるからだなぁと妙に納得しました。

比較的簡単なので、参考になればと思います。

Keyword:太陽プログレス

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