性格分析の基本

性格分析の基本に立ち返りたいと思います。

太陽と月による144通りの分析だけでも、もちろん性格のほぼ7割ぐらいはわかりますが、その他モロモロはアセンダントなどの兼ね合いもあります。
そして、私が普段からまず観るのが、太陽と月の三区分や四区分です。

まずは三区分による分析は9通りあります。

・太陽が活動宮－月活動宮（天秤座・月牡羊座、山羊座・月天秤座など）
やはり基本的にパワフルです。中にはおとなしい人もいますが、内面は案外燃えるタイプだし、無口で静かなのにスポーツ好きの人などが結構います。基本的にシンプルな性格で、オンかオフ、白か黒のようにハッキリしています。概してしつこくありません。考えるよりもまず動くタイプで、じっとしているのは好きではありません。

・太陽活動宮－月不動宮（牡羊座・月水瓶座、山羊座・月牡牛座など）
外向きの太陽と内向きの月なので、外向性と内向性をともに持っています。人付き合いは悪くありませんが、実は一人でコツコツ何かをするのも好きだし、叩き上げのように根性はあるので、何かを成し遂げる人が多いでしょう。怒らせると怖いし、基本的に頑固なので表向きは合わせているしニコニコしているけれど、実は人の言うことは聞いていません。突然思い切った行動をするのがこのタイプです。

・太陽活動宮－月柔軟宮（山羊座・月乙女座、蟹座・月魚座など）
活発に見えるのですが、実は内面は結構揺れているし、ウジウジした一面があります。結局は動くことでしか物事を解決できないのに、考えすぎて無駄が多く、大胆なことがなかなかできません。自分にベクトルが向いているようで実は人に向いているため、人にどう思われるのか気になるけれどその分気配りはします。

・太陽不動宮－月活動宮（蠍座・月山羊座、獅子座・月蟹座など）
本当は人を求めているし、熱い性格なのに、不器用さが表に出てしまうせいか、大事な局面で肝心なことが言えなかったり相対的に愛想を振りまけず、誤解されてしまいがち。本当は思いやりもあり、とても働き者だし自分のことより全体の気持ちを重視するタイプ。仕事はできる、ソツのないタイプが多いです。

・太陽不動宮－月不動宮（水瓶座・月水瓶座、蠍座・月獅子座など）
一言で言えば最も強い精神力を持つ配置です。自分のことは自分で、がモットーで、どれだけ表面上温和でも内面の頑固さはピカイチで一度決めたらテコでも動かない意志の強さを持っています。自分の世界を持っていますのでオンとオフの切り替えも上手ですが、一般的に身内に優しく他人にはクールです。

・太陽不動宮－月柔軟宮（獅子座・月魚座、牡牛座・月射手座など）
アンバランスなキャラになるため、容易には理解されがたいでしょう。強そうに見えて内面は案外繊細で傷つきやすい脆さを持っています。オフィシャルではハッキリモノを言うため、強がってしまう人が多く、実は寂しがり屋でプライベートは案外甘えん坊だったり、ハイとローの落差が激しいでしょう。

・太陽柔軟宮－月活動宮（魚座・月牡羊座、乙女座・月山羊座など）
逆のタイプ（太陽活動－月柔軟）に比べてパッと見が穏やかでおとなしく見えるタイプが多いのですが、比較的楽天的で意外と好きなことを話すと止まらなくなるような激しさや熱さを持っています。割り切りも早く、アッサリしていますが変なところで優柔不断になるなど、不思議キャラだったりもします。

・太陽柔軟宮－月不動宮（射手座・月獅子座、双子座・月蠍座など）
まさに外柔内剛型なので、表面上はニコニコしていて争いを好まないタイプですし、協調性は抜群ですが事自分自身の問題になると逞しい一面があり、時に何を考えているのか理解されないかも。逆のタイプ（太陽不動－月柔軟）に比べるとシンが強いため、案外一人でも平気だったりしますが見た目で得をします。

・太陽柔軟宮－月柔軟宮（双子座・月双子座、射手座・月乙女座など）
多面性を持っていてユニークなキャラクターですし、常に「安定した不安定さ」を持つ魅力的なタイプなので異性にはもてる人が多いでしょう。ただしいつも揺れているため、束縛を嫌う分相手のことも束縛しません。心が広く見えますが実はあまり深く考えていないためで、飄々としたタイプで言動に一貫性を欠くかも。

要するに一般的に月星座が強い星である方が、信念を持っているため性格的には揺れにくいでしょう。ただ、太陽星座が強い人のほうがいざというときは案外しっかりした行動をします。

「太陽×月の組み合わせによる性格分析１４４パターン」という冊子を販売していますが、結構好評で続々注文を受けています。カラーできれいにデザインされたものをファイルにとじて送料・ファイル代など込みで１２００円で受け付けています（本体は１０００円）
これは、私が最も得意とする分野です。