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Astrology

フェチ

Category:占星学・応用知識

「フェチ」というのは一種の異常性ですが、こういう性癖について、以前講座で話したことがあります。
心理学用語で言うところの「フェティシズム」のことであり、モノや人体の一部に性的欲求を覚えることなのです。

ただ、現在「フェチ」という形で使われているのは、単に「~がすごく好き」という執着のことで、異常性のないものの方が多いのです。

占星学では本来の「フェティシズム」について述べられているものがあります。
変態性を帯びた趣味趣向はリリスや冥王星などが絡む場合が多いのですが、3宮という「生まれ持っての趣味嗜好」を示す場所にリリスがある場合、やや常軌を逸した性癖を持つ場合があります。

リリスと凶座相を形成する惑星が何座にあるのかで、「~フェチ」かが判る場合があります。
魚座から凶座相をリリスや冥王星と形成する場合、「足フェチ」になりやすく、実際、魚座で冥王星と凶座相を持っている男性で、足フェチの人がいました。
あと、射手座が凶座相が多い場合など(特にライツや火星、冥王星など性的パワーを示す星)はあの、映画「101」で、ダルメシアンを見たら毛皮にしたくなるというおばさんみたいに、「毛皮フェチ」だったりします。
牡羊座の場合だと傷フェチだったり、牡牛座は声フェチ、蟹座は巨乳フェチなど、星座の示す部分と絡めて見るとわかるかもしれません。
占星学で病的に観る場合は、水星が冒されている場合も、一種のフェチになりやすいと言えます。
もちろん凶座相はどの惑星にも1つぐらいはあるのですが、すべて凶座相など極端な場合は当てはまるでしょう。
私はリリスが牡牛座なので、やはり声フェチとまではいかないですが、声には弱いです。
どちらかというと、全くと言っていいほど性癖とはほど遠い人間ですが、冥王星に吉座相が多いからかもしれません。ただ、火星も牡牛座ですので、やはり声とか話し方とかはこだわりがあります。

3宮というのは、初等教育とか、短距離旅行とかそういうことしか観ない傾向がありますが、それがアフリクトされていると、やはり趣味が一般的ではないと読めるかもしれません。
私自身は3宮は空っぽでして、カスプ主星は天王星でグランドクロスだし、結構アフリクトされていますが、占星学が好き、ということもまあ、一般的には変わっていますから、その程度なのだと思います。
ただ、ほぼ3宮カスプにキローンがあるので、趣味で癒されるということを考えるとやはり、占星学を語っているのが一番好きだから、そうなのかもしれません。
さしずめ「星フェチ」でしょうか。(笑)
3宮および火星・冥王星・リリスおよび蠍座にある星に注目すればある程度の傾向は見れるかもしれません。

Keyword:3ハウス火星冥王星リリス

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