占星学の玉手箱

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Astrology

好き≠つきあいたい

Category:その他占い

これもまた、タロットで占う場合に難しいことなのです。

「相手の気持ち」と言うのをタロットで観た時、確かに相手は好意を持っていると言う感じに出る場合があります。もちろんこれは相談者にとって嬉しいことではあるのですが、だからと言って、「つきあいたい」と思っているわけではないというケースがあります。

特に、女性と男性では「つきあいたい」と思う基準がやや違うように思います。
女性は「好き」だからと言ってつきあいたいというのとは少し違う場合が結構あると思うのです。
好きということは、異性として意識しているのであって、相手の前に出るとドキドキしたりする場合と、一緒にいて楽だから好きだと言う場合があります。
前者の場合だと、好きだけれど、つきあうということは別次元だったりします。
でも、後者の場合なら、つきあえるわけです。

一方男性の場合は、「好き」と言う場合、人間として好きなのか、異性として好きなのかということがあります。
人間として好きな場合だと「友達」という色気抜きの範疇になってしまう場合が多く、やはり異性として意識してしまう、つまり「Hしたい」と思うかどうかが「つきあいたい」ポイントになる場合が多いかもしれません。

男性が女性に対して「女帝」などのカードを出した場合は概ね「好き」ではありますし、女性として意識はしていますが、「恋人」のカードで示されるような「好き」というより、母性を感じるとか、心理学でいうところの「グレートマザー」のような感じになる場合がありますから、見分け方が結構難しく、その他のカードと兼ね合わせて判断しないと、「好きなのになぜつきあえないのか」というジレンマに相談者は悩むことになります。
女性でも、天邪鬼な人がいて、好きだけれどかえってそれを気付かれたくなくてわざとそっけなくするようなカードが出る場合があります。ここが、タロット占いの醍醐味なのですが、男性の方が気持ちはストレートに出ます。

最近、恋愛の相談よりも仕事などの相談が多いせいか、結構恋愛を占うと新鮮なのです。
特に、男性も女性もどちらもが不器用さん同士だと、ホントにかみ合わないから不思議でして、占星学での相性はいいし、絶対につきあえそうなのに、何かが邪魔していて、それが「照れ」という場合が、ある程度の年齢を経た恋愛だと多いのです。
案外、色気のないシチュエーションのほうが自然と恋愛(つきあい)に発展するケースがあったりもするし、Hから始まる恋愛の場合なら、比較的女帝や恋人などのカードがすんなり出たらそのまま「つきあう」ことを意味する場合もあり、同じカードでも、ホントにいろんな読み方ができるので、タロットは面白いけれど、難しいなぁとつくづく思います。

Keyword:タロット

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