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Astrology

クインデシレ

Category:占星学・応用知識

クインデシレとは別名クインデチレとも言うし、クインデシルとも言われている第三種アスペクトのひとつで、マイナーなのですが、心理占星学の分野では非常に重要視されているアスペクトなのです。

165度という、肉眼ではちょっとすぐには見つけにくいものですが、150度からも180度からも15度離れていますので、150度の惑星や180度の惑星を探してみると、クインデシレはオーブはもうタイトな1度ですから、探せるかもしれません。意味的にはある種のこだわりがあるということで、クインデシレを形成している惑星同士やハウス同士には葛藤が起きやすいでしょう。

私の場合、タイトなものはアセンダントとリリスが165度になっています。
なんだか変なアスペクトですが、生まれ持って避けられないトラブルが多いような印象ですね。

このアスペクトは、人間関係をみる意味で、結構重要になってきます。
150度よりもこの165度を重視しているものもあり、相性でももしタイトな165度が自分の星と相手の星で形成されていた場合、厄介なケースが多いかもしれません。

最近はパソコンでホロスコープを書く事が多くなっていますから、比較的簡単にアスペクトも見つけることができますが、やはり自分で書いて確かめる作業を時々しないと、見落とす事が多いです。

私の例だと、アセンダントは当然1宮カスプなのですが、リリスは6宮です。(真位置で計算した場合)
6宮は心理占星学でいうと、他者との共同作業を示すハウスになりますから、私の場合、アセンダントにおける行動パターンと、他者との協調に対して緊張が多いと言えます。実際、自我を抑えて人と何かを成し遂げることが重要なので、やはり緊張によって成長できるのだろうということです。

このアスペクトはタイトなので、どの部分で使うかがハッキリしていますし、克服できうるものですから、進んで使う方がいいと思います。

Keyword:人間関係アスペクト

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