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Astrology

相性の観方の一考察

Category:占星学・アラカルト

相性の観方はいくつもありますので、これが正しい!みたいなものはなく、臨機応変に観ていますが、だいたいが、相談者の人の出生時間はわかるけれど、相手の出生時間までわかるというケースは少ないので、相談者さんのホロスコープの外側に相手の惑星を書くという感じで診断することが多いのです。いわゆる「シナストリィ」というやり方です。

そうすると、相談者さんのどのハウスに相手の星が入ってくるかということが一目瞭然なので、相手とは結婚向きなのか、恋愛向きか、さらには友達どまりか、ライバルか、仕事上での関係なのかとかわかりやすくなります。

やはり私はハウスを重視する方なので、ソーラーチャートを読むのは非常に苦手です。
簡単に相性を観るなら、エレメントだけでもわかったりしますが、同じ太陽同士では「縁がある」とは読まないので、相性も大事だけれど、常に言っているように、縁がなければ発展性はないのです。

ハウス分析するとやはりアングルに相手の惑星が何らかの形で入れば、その相手とは少なからず縁はあります。さらには、自分の太陽のあるハウスに対してトラインになるハウス(太陽1宮だったら5宮と9宮)に相手の恋愛の星が入ったらやはりいい相性になります。
運勢を読む場合は強烈に出るのはハードアスペクトですが、相性の場合はやはりソフトアスペクトがなければ相性はいいとは言えません。

あと、大事なのが、ハウスの分析法ですが、例えば、一般には相手の恋愛の星(ライツだったり金星とか火星とか)が12宮に入ってしまうと、あまり良いイメージはないですよね?「秘密の関係」みたいになってしまい、特に相手の月が自分の12宮に入ってしまうと不倫とか、隠れて付き合わなければならないような感じだし、金星や火星が自分の12宮に入る相手は、相手がいくら思ってくれていてもその思いが伝わらない配置になります。ところが、もともと12宮に太陽のある人の場合だと、そこに相手のシグニフィケーターが入った場合、もともと活性化しにくく、恋愛等において自分の意思表示がなかなか伝わらない配置にある太陽が、相手の惑星で強化されたりしますので、必ずしも悪い相性ではないのです。
一般に、金星や火星などがライツに関わる場合は、金星や火星側がライツに働きかけますから、やはり自分のライツに対してコンジャンクションやソフトアスペクトの位置関係にある金星・火星を持つ相手からの意思表示はうまく伝わりやすいでしょう。

セクステルという「友達関係」にあたる配置も侮れません。喧嘩が少ない相性なので、結婚した場合案外長続きするのです。あと、30度のセミセクステルも同様に喧嘩が少なく、調和的な相性です。

結婚は生活を共にしますから、感性が合わないとやはり難しいので、月同士の相性もとても大事になりますね。ただ、ハウスで観ていくと、たとえ不調和でも、どのハウスになっているかで関係性がわかるので、非常にややこしいと言われる150度の「エイリアン」の関係の場合だったら、例えば私と主人の太陽同士がそうですが、私は太陽が1宮ですので、主人の太陽は私の8宮に入ってしまい、主従関係がどうしても自分自身を殺してしまう場所に相手の太陽が入りますから、自我をむき出しにしていると相手は不満を感じやすい相性です。ところが、主人のホロスコープの周りに私の星を書いていくと、主人の太陽は10宮で、私の太陽は彼のホロスコープの3宮に入るので、私がコミュニケーションを図るといいのです。つい、リアクションがぶっきらぼうな彼に対して私自身が委縮する傾向があるのですが、気にせず話をすればいいのかなという感じです。
(全然ノリが悪いので、私が一人でしゃべっている感じになるので嫌なんですが)

私たちは両方とも出生時間が分かりますのでこのようにはっきり「傾向と対策」もわかりますが、普通は相談者の側にしかわからないことが多いです。
ただ、一般にはスクエアやインコンなどの不調和な相性であっても、関わり方によって改善できます。

あと、トランスサタニアンなどは動きが遅く、同世代の場合は絶対に同じ位置に入りますので、パーソナルプラネットを見る方が適切でしょう。
あとは、ドラゴンヘッドやリリス、キローンなどの入るハウスにも注目してもいいし、アセンダントは一目ぼれを暗示するので、大事でしょう。

現実問題として、お金が入るかどうかというのも、やはり自分のライツに木星を載せる相手だと非常にいいので、結婚生活には大事な問題でしょう。
案外土星を載せられると、離れにくく、試練としての結婚になる場合もあります。

ハーフサムなどでは嫌われる海王星も、ソフトアスペクトの場合は結構ロマンチックな相性になりますし、恋愛の場合は燃え上がりやすいでしょう。

スクエアも、成長のための試練の度数ですから、夫婦の場合、えてして多い関係なのです。
アングルでのスクエアなら、やはり主導権争いが問題になるし、サクシデントなら愛や自信をいかに得られるかだし、キャデントの場合は逃げないことが大事になります。

どんな相性も、縁がある限りは続きますから、解決策は探して行けばあるはずです。

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