占星学の玉手箱

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Astrology

惑星を「使う」ということ

Category:占星学・アラカルト

私は日ごろから鑑定の場面で「使える惑星を探す」ことをしているのですが、この「使う」と一口に言ってもいろいろあります。

強化するという意味で使うということと、何かで補うという意味での使い方があります。

前者の場合は、やはりなるべくアスペクトがよく、MCに近い惑星が選ばれます。
いわゆる「ベストプラネット」と呼ばれているもので、もともと使いやすい惑星なので、楽に使うことができるからです。
私はグランドトリンの一角である月がカルミネートしていますので、月を「使う」ことで結構「乙女座」の持つ分析力や細かい配慮などを自分の持ち味にしていると思うし、MCも乙女座ですから、やはりここにこうしてこまめに書くようにしていますし、服装や雰囲気がどうも乙女座になってしまうようなので、無意識に使っているのでしょう。

ただ、これだけだと、あまり努力せずに使うので、人間は成長しないという面があります。

先日、お客様に「星を生かす方法」を質問されて、その時はやはりアスペクトの良い惑星を使うことをお勧めしましたが、後者の惑星を「補う」というのもまた、大切だなと思うわけです。

ハードアスペクトが主体になっているような人だと、惑星を「使えない」とがっかりしてしまいます。
でも、ハードアスペクトはその人が強く、成長できる人なんだという星からのワークブックを与えられているのですから、何か別の媒体を使って補えばいいわけです。

検証のために、ホロスコープダウジングを用いるのですが、私は何度やっても、土星を「使え」と出ます。
ホロスコープ上では、土星は確かに太陽の守護星ですし、1宮にあるし、29度ですし、ハードアスペクトしかないので、「補う」という意味で「使え」とボードが示しているんだなと思うのですが、じゃあ、どうやって使うのかをずっと考えていました。

土星と言えば一般には忍耐とか努力とかですが、私は忍耐力こそあまりないですが、努力はしない方ではないし、決してもともとポジティヴではないので、土星的な人間だろうと思うのです。
でも、土星は射手座29度と考えるよりも、山羊座0度の「AP」(牡羊ポイントという、活動宮の0度の前後1度30分ぐらい)になっているので、社会的に影響する惑星だということを考えると、仕事で土星を強化していくべきなんだろうと思います。
そしてもうひとつ、ダウジングでは水星を使えとも言われます。水星はまあ、しゃべる仕事なので使っているつもりではあるのですが、やはりハードアスペクトが目立つので、何かしら補う必要性があるでしょう。
そういう場合、土星とうまく絡めて「重みのある言葉」を使う必要があるのかなと思います。

射手座の水星が上昇星なので、どうしても軽快に、笑いを取ろうとしたりするところがあるのですが、もっと威厳を持って言葉を使う方がいいように思います。
私は照れ隠しに軽さを使うところがあるのですが、実際は結構ヘビーな人間です。
自分でも重厚さが足りないと常々思います。

でも、なぜかみなさん私のこの低い「声」が重厚で説得力を増すとおっしゃってくれます。
自分ではハイトーンにあこがれているので、おっさん声は好きじゃないのですが、土星をコンプレックスとみると自分では嫌いな「声」を使ってもう少しゆっくり話すとか、重みをもたせて話す方がいいのかなと・・・。

あと、メイク法も、土星の持つ、アースカラーを使うべきなのかなと最近思うのです。
私はアセンダントのイメージで紫色が好きですが、化粧に紫色を使うと、もともと目が腫れぼったいため、余計に腫れ目に見えるようで、アイメイクには茶系を使い、肌の色とあまりかけ離れない方がいいようです。
そして肝心なのは「ベース」。土星ですから、基礎化粧品でしっかりと肌を整えることがまずは大事でしょう。

友人でメイクセラピストのMacoさんとのコラボでの「SameMoon」の活動も今年もしようと考えていますが、今年は「吉方めぐり」をしながら予算ないでラッキーアイテムを買いに行くということを考えています。
彼女は明石在住ですから、中間地点の神戸三宮をスタートに、その月の全員にとって良い方位である「天道」という方位の場所に出向くと言う感じです。
そしてホロスコープを使って補うべき惑星や星座のラッキーカラーを用いて、彼女にメイクしてもらうという「ハッピーメイク」をしようと思っています。

使いやすい惑星はもうそのまま生かせばいいのですが、逆に使いあぐねている惑星こそ、その人の持つもともとの「素材」を生かして声とか文才とか、さらには外見などを使うといいのです。
Macoさんのメイクは、いわゆる「塗りたくる」メイクではなく、もともとの素材を生かすやり方なので、高い化粧品は不要なのです。元の素材として最も生かせるのが「眉」だというのが彼女の持論です。
確かに気づきませんでしたが、眉は描き方ひとつでかなり顔の印象が変わります。
私はまた、この眉もコンプレックスだったのですが(形が好きじゃないのと、目と眉の間が非常に広い)描き方でちょっと変わるのです。

かといって、人によってはやはりアイメイクがポイントだという人もいるし、唇を目立たせたい人もいます。
そういったポイントメイクの方法ももちろん伝授してくれますし、髪型や服装のアドバイスもしてもらえます。

やはり、こうやって惑星を「使う」ことも大事だと思うのです。
私のようにポイントのない顔でも、アイメイクを土星の色(山羊座の色)に変えることで少し変わった気がします。
基礎化粧品もちょっと変えていて、なるべくファンデーションを使わないようにも心がけています。
私の年になると、あまりに首とかと色の違う化粧はオバケみたいに見えますので・・・。

皆さんも、惑星を「使う」ということ、知りたくないですか?
伝授しますので、ぜひ、会いにいらしてください。お伝えするのは、通信でも可能ですが、メイク等はやはり実践ですので、今年もコラボイベントを開催しようと思っていますので、もし、交通費を出してくださって、場所を安く貸してくださる神戸・阪神間の方がいらっしゃったら、ご一報くださいませ。

以前何度か「アロマ占星学」の講座をさせていただきましたが、やはりこのようにアロマを使って惑星を強化する方法でした。
占星学はいろんなセラピーとコラボは可能です。
鑑定では重厚な言霊を用いて土星と水星を使い、セミナーではコラボで月や金星を使うという感じでこれからはやっていければいいなと思う次第です。

Keyword:水星金星土星人間関係

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