占星学の玉手箱

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Astrology

トランスサタニアンの効力

Category:占星学・アラカルト

トランスサタニアンの効力というのはやはり運勢を観るのにはとても大事だなぁと思います。

トランスサタニアンとは土星よりも遠くにある惑星のことで、天王星・海王星・冥王星のことですが、この3つの惑星のうち、どれがその人の主になっているかを観るのは案外面白いです。

この3つのいずれかが統治星になっていたり、アングルにあったりすればやはりその惑星は強いですし、アスペクトが(第一種)多い惑星がやはり一番影響力を持つと言えるでしょう。

私の場合、明らかに海王星音痴なので、物事があいまいになっていることに対しては非常に混乱をきたしますし、「許す」とか「まあいいか」と思う寛容さに欠けるのもやはり海王星があまり強くないからかもしれないと思います。

冥王星はソフトアスペクトしかないので、もともと使いやすい星ではありますが、「継続力」があるにすぎず、そこから「しつこさ」「徹底的にやる」という根性がないのでその辺はハードアスペクトにはやはり負けてしまうのと、9宮というキャデントにあるので使えますが弱いかなと思います。

その点、天王星はグランドクロスを形成しますので、やはり影響力は最も強いだろうと思います。
でも、私は前にも書きましたが、ハプニングにはテンパってしまいますし、特に対人関係で突然の相手の変化に対応することが上手ではないので、うまく使えていない惑星の一つだとも思っています。

どの惑星にも長所と短所があるので、それをいかにうまく使えるかがやはり本人の生き方とか、魂レベルによるものかと思います。

私の天王星なども、ハプニングに対して「怖い」「逃げたい」と思っているといつまでたっても前進できません。
天王星には「斬新な個性」といった最大の長所があるにもかかわらず、新しいことや、人と違ったことをするということに対してどうしても怖いとかかっこ悪いとか、守りに入ろうとする性質がもともと地象が多いせいか、感じてしまいます。でも、ハプニングを「楽しい」「進取の気性」ととらえてチャレンジ精神を発揮できる人もたくさんいます。
実は、天王星の仕業だと思うような出来事が舞い込んできました。

普段の私なら「無理~」とまた逃げ腰になってしまいますが、お相手の方に「ネガティヴモードではいつまでたっても前に進めない」「OKだと言われているなら進むしかない」と叱咤激励され、このハプニングを「チャンス」ととらえないといけないなと思いました。
ピンチはチャンスともよく言います。
でも、基本的に私はピンチはピンチだとしか思えないところがあって、それじゃダメだとお叱りを受けました。

新しい人と出会う仕事をしている割には人見知りなので、一対一ならいいのですが、大勢の新しい人と出会う場というのはどうしても躊躇しがちです。
でも、天王星主導なら、それはチャンスだと捉えないといけないと思います。
要するに天王星型の人には、突然やってくる予想外の出来事は人より多いわけですから、刺激も多いわけですが、それを楽しいと思わないとやはり成長はしないわけです。

風の星がないので情報に疎いところがどうしてもあります。ネットを駆使して探すパワーもなかなかないのです。
人が集まればセミナーとかもできるし、今後も出張先にして、大阪市内での鑑定を希望される方も非常に多いので(私の自宅は駅から遠いので、車では便利ですが、徒歩だと申し訳ない位置にありますので)そういう方の要望にお応えしていきたいと思いますので、玉造にある主人の実家をサロンとして使いたいとも思います。

私にとってはものすごい冒険なのですが、こういうことをいとも簡単に行動される方もいます。
そういう人が多分天王星をうまく利用しているのだと思います。
私は、ハードアスペクト主体ですので確かに回り道も多く、簡単にはいかないのでしょうけど、それを乗り越えたらものすごい発見があり、きっと世界は明るくなるのでしょう。

影響力の強い惑星とは友達にならないとやはり人生うまく渡れません。
苦手な天王星ですが、水星とのタイトな120度を持っているので、これを使わない手はないわけです。
アセンダントとも120度になりますし、自分で行動しないことにはやはり開拓できません。

冥王星とのソフトアスペクトは継続したり、同じやり方は得意ですが、そこから変革できない頑固さをも持っているので、どうしてもやり方を変えたり、時代の流れに沿って柔軟に対応するということが苦手です。
でも、そこにとどまっていたらいつまでたっても変化はないと気づくのも遅かったですが、ここからでも不可能ではないでしょう。

このように、3つのトランスサタニアンだけでも、使い方を知れば変化に繋がります。

天王星が呼び込んだ変化は今後も結構用意されています。
それをまだ怖がっている面が多いのですが、楽しめるようになったとき、私も少しは成長しているかなという、長期的展望を描いていこうとも思います。

使いやすい惑星ばかり使っているとやはり進歩はありません。
あえて苦手な惑星を使うことこそ、大切なことなのかなと思う次第です。

Keyword:天王星海王星冥王星性格人間関係

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