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Astrology

ハーフサムの軸

Category:占星学・応用知識

は私の場合は8か所出しています。2つの惑星の狭い方の中間点を取ってそこから45度ずつ離れた場所がすべて軸になるので8か所できます。
とはいっても使う軸は限られていて、割と「日の選定」に使うことが多いのですが、一番よく使うのは、手術などの日を決めるための「治療軸」(火星と天王星のハーフサム)です。
これは案外侮れないので、この軸にT海王星が載っていたら治らないということの暗示なのでまず避けます。
あとはT火星・土星などの凶星が載っている日もできれば避けたいです。

そのほか、いいことで言えば、入籍の日などの選定にも使ったりします。
結婚は人生の転機ではありますから「転機軸」(木星と天王星のハーフサム)や「家庭軸」(太陽とドラゴンヘッドのハーフサム)などを使い、もちろん凶星は避けて、すべて軸に木星か金星という大吉星の載る日を選定します。

近頃、開業の相談などもあるのでその時も「開業軸」(水星とドラゴンヘッド)や「成功軸」(木星と冥王星)などに吉星の載る日を選定していきます。

詳しい選定法などはみなさんは勉強されていると思いますのでここで特に述べませんが、経験してきて思うのですが、やはり開業など思い切ったことをされる人というのは、もともと運の強い人が多く、そんなことをご本人は知らないでしょうけど、成功軸にもともとご自身のネイタルの木星や金星が載っていたりするのです。

トランジットの惑星が軸に載る場合に使うことが多いのですが、もともと惑星を成功関係軸に載せているような人は、思い切ったことをする方がいいのだと思います。

もちろん、いいことばかりではなく、死病軸だとか失恋軸だとか、とんでもない名前の付いた軸もあるのですが、ネイタルの凶星がもともと載っているから絶対にそうなるということではなく、先天運としてはもっているので、そういった軸に吉星が載る日を意識して行動すればいいだけです。
とはいえ、私自身も、治療軸にもともと土星が載っていますので、要するにこれは、治療しても手遅れということを暗示しますので、手術はどうしても避けたいと思ってしまうのです。
手術するころにはもうきっと手遅れなんだと思いますし、そうなるまで放置するタイプだと自分でも思いますから、こういうのは自業自得ですが、命に関わらない手術などの場合はできるだけどんな人も、治療軸に良い惑星が載った日を選んだ方がいいかと思います。それでも医者の都合もありますのでうまくいかないこともあります。そういう場合はせめて、減光期に手術をし、手術する場所を示す星座(目なら牡羊座、胃なら蟹座など)に月のある日は避けるべきでしょう。

結婚の場合も、入籍する日を良い日にすれば、結婚式自体がそれほどいい日でなかったとしても安心できると思いますし、結婚は花嫁と花婿の両者の軸をやはり調べた方がいいですが、両方共にとっていい日となるとなかなか難しいですから、妥協点は見出す必要はあるでしょう。

日の選定というのはなかなか難しいですが、それを簡単にする方法としてハーフサムは非常に有効だと思いますし、案外使える理論だと思います。

Keyword:火星天王星カルマ

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