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Astrology

T土星で結婚する人が多いわけ

Category:占星学・アラカルト

仲間由紀恵さんが2014年、田中哲司さんと結婚しました。

お二人ともあまり家庭の匂いのしないタイプですが、お仕事をきっと続けて行くと思いますし、家庭にどっぷりという感じにはならないでしょう。

で、仲間さんは10月生まれの蠍座です。蠍座の人はまあ、2012年末からT土星の影響を受けていますので、それなりに辛抱しなければならない出来事も多かったかと思います。

でも、蠍座の人は、仲間さんだけでなく、田中将大投手にしろ、私の最も身近なところでは次女など、T土星のあるこの2014年の間に結婚を決めた人が非常に多いのです。

結婚はもちろん幸せになるためにするのですが、一般的にT木星などが絡んでいるかと思われがちですが、実はT土星によるところが最も大きいのです。
T土星が特にライツとコンジャンクション・オポジション・スクエアになっている場合に結婚する人が多いですし、仲間さんのように30代半ばになっている人は特に影響を受けると思います。
もちろん、T木星が同じようにアセンダント軸に載ったり、ライツと角度を作った場合(これもたいていハードアスペクトですが)に結婚を決める人もいますが、結婚があくまでも現実であり、楽しい事ばかりではなく、家と家の関係や、やはり育った環境の違う他人が一緒に暮らすということは、多かれ少なかれストレスも伴うのです。ですから、T土星の意味する「忍耐・努力」と言うことが最重要になると思いますし、T木星で結婚したカップルよりも、T土星で結婚したカップルは忍耐力があり、責任感もあるため、長続きするのです。

つまり、責任というものを持ちやすい時期であるということです。

蠍座だけでなく、土星がある意味絡む牡牛座や獅子座、水瓶座つまり不動宮の人にとっては何らかの責任を伴う出来事が起きやすい時期ですから、やはり大事な時期になります。

木星などの吉星が通過しているときは、正直楽観的になりすぎる傾向があるので、短絡的に物事を決める傾向も否めず、浮かれていないならハッピーな気持ちを持続できるのですが、人間はいいことが続いたりするとどうしても慎重さは失せてしまい、どこか浮ついてしまうものです。
その点土星はあまりホッとさせてはくれませんから、しんどいなと思いつつも頑張らなければなりません。

私など、土星自体は角度がさほど悪くなかったので、逆に頑張りが足らない時期でした。しかもT冥王星にどうしても行く手を遮られてしまいますから、しんどいけれどその中でもがいているだけで動きが非常に鈍ってしまっています。T土星は2015年以降しばらく12宮にあり、「そっとしておいて」「表にあまり出たくない」というような状況は続きました。
頑張りたいけれど、ハードアスペクトほど自分にストイックにもなれずにいた時期です。そして、アセンダントを通過し、来年2018年からは山羊座に移行しますので、正念場を迎えます。

次女のカップルはともに蠍座同士ですから、まあ、9年も続いたのでしょう。今後結婚生活は何十年と続くのですが、良くも飽きないなぁと思うぐらいいつも一緒です。
T土星が蠍座に入ってから特に結婚を意識したようですし、式は翌年でしたがT土星の時期に決めた結婚なので、永続性は保証できると思います。

結婚が現実だという認識をきちんと持っている人にはやはりT土星の絡む時期を結婚に良い時期だと選定する方がいいかなと思っています。

2015年以降土星は射手座に移行し、柔軟宮の人たちが、ふわふわしていないで地に足をつける時期かもしれませんし、来年以降は活動宮にとって気を引き締める時期になってくるでしょう。

Keyword:土星恋愛・結婚トランジット3区分

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