占星学の玉手箱

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Astrology

ホロスコープ三点セット

Category:占星学・基礎知識

久々の占星学ネタですが、基本中の基本を少し述べてみたいと思います。

ホロスコープを読む場合、何から観ればいいのかわからないということが初心者の方の場合はあると思います。
正直、特徴的なアスペクトの多いホロスコープですと、切り口が結構多く、見やすいのですが、あまりアスペクトがない場合、どこをどのように特徴づければいいのだろうと思うことがあるかもしれません。

アスペクトというのは多いからいいというのではなく、ノーアスペクトもれっきとしたアスペクトなのです。
アスペクトが少ない場合、その少ないアスペクトに運命が集約されている分、それが個性になります。
特にコンジャンクションはやはり吉凶混合なので、大事です。
あと、ソフトアスペクトが主流になっているけれど、ハードアスペクトが一つだけだった場合、その一つはものすごく重要な意味合いを持ちます。

私はホロスコープを観る場合はまず、太陽・月(ライツ)が大事なのは当たり前ですが、それとともに、やはり行動パターンを示すアセンダントの意味合いは強く出ると思いますので、ライツとアセンダントを加えた「三点セット」のバランスをまず見ます。

私の場合ですと、ライツはともに地の星座で120度ですのであまり個性的ではありませんし、面白みもないのですが、アセンダントは射手座なのでちょっと毛色が違うわけで、そこに若いころは矛盾を感じていましたが、仕事がしゃべる仕事ですので、アセンダントに載っている水星をモロに使っていますから、自分の性格も徐々にアセンダント寄りになっているのを感じます。
ただ、どうしても月の乙女座と射手座のアセンダントはスクエアで葛藤しますから、ここが常に自己鍛錬の場になります。
このように、「三点セット」のいずれかに矛盾をはらむ場合、それを悪いものとしてとらえず、チャンスと思ってください。
私だと、今、トランジット木星が天秤座なので、ライツとは角度がよくないのですが、アセンダントとは60度です。アセンダントを活かして緩やかに行動すべき時期なのです。ライツの地の星で変に遠慮がちにしたり謙虚になりすぎても何もいいことはやってきません。

中には三点セットすべてが調和的だったり、同じエレメントの人もいますが、そういう人の場合はあまり自己矛盾はないのですが逆に変化を起こしにくく、行動がワンパターンになりがちですし、過去の失敗などをなかなか払拭できない場合があります。(同じ過ちを犯しやすい)

まずはこの三点セットを調べて、自分なりの特徴をつかんでみてはどうでしょうか?

Keyword:太陽アセンダント

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