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Astrology

特定の星座の人との縁

Category:占星学・アラカルト

よく、「なぜか〇〇座の人ばかり好きになる」とか「〇〇座の人とばかりつきあう」とか、特定の星座にばかり縁ができるケースがあります。それはどうしてなのかという質問もよくされるのですが、縁というのは一般的にコンジャンクションとオポジションによってのみ占星学上は生まれます。
でも、上記でいうところの「〇〇座」が必ずしも自分のライツやアセンダントなどのコンジャンクションやオポジションの星座になっているとは限りません。

私自身でいえば、好きになる星座は男女を問わず魚座が多いのですが、月が乙女座ですので、魚座はオポジションになるのと、MCともオポジションになるのでやはり縁はできるのだろうとは思います。
でも、太陽星座に関して言うと、同じ星座同士で縁は見ないので、自分の星座と縁ができる人というのはほかに何らかの理由があると思われます。
もちろん、自分の星座は理解しやすいので、共感ができますが・・・。
私は太陽の乙女座の人とはさほど縁はないので、太陽のオポジションは蟹座ですが、蟹座は前回の「同族嫌悪」で書いたように確かに縁はあるかもしれません。

アセンダントは射手座ですし、射手座の人とも縁はありますが、どちらかというと、好意を抱きやすいのは射手座のオポジションにあたる双子座かもしれません(同性の場合ですが)。

あと、縁のポイントにはドラゴンヘッドがありこれは天秤座で、10宮にあるせいか、仕事でかかわる人は天秤座が非常に多いです。ただ、ドラゴンテイルにあたる牡羊座の人の方が深い関わり方をしたり、異性の場合好きになる場合も多いかもしれません。

こうやってみていくと、どうも、コンジャンクションに関しては以前も書いたように一般には「良縁」になるため、ぶつかりにくく、カルマは絡まないのでスムースな関係性を維持できる間柄ですが、オポジションの方がやはり「悪縁」になるせいか、前世のカルマを解消するために出会う相手なので、今世では一生懸命関わろうとするようです。

アスペクトでも、トリンなどのソフトアスペクトは努力しなくてもぶつからない相性になりますが、スクエアだと努力しないといけないのと同じで、縁の場合も、良縁の相性はあえて今世ではぶつかることもないのですが、悪縁だった場合、今世ではそれを何とかしたいという気持ちで出会うので、それだけお互いに努力しようとするのではないかと思います。

私自身、魚座や牡羊座の男性は割と好きになるけれど、たいてい片思いで終わります。でも、人間というのは壁がある方が燃えるので特に恋愛などは、乗り越えるべき障害があったほうがより一層ボルテージは高まります。

中には150度の関係の人ばかりに惹かれるという人もいますが、そういう場合は多分、キローンが絡んでいると思います。これはもう前世のトラウマですから、それを克服しようとあえてもっとも難しい相性の相手に果敢に挑もうとする魂のようです。

あと、悪縁の最たるものがリリスですが、これもまた、ブラックホールのごとく、相手の魅力に惹かれていきますが、かなりしんどい思いをします。ホロスコープで冥王星や蠍座の強い人は、割とリリスに絡む相手を好きになることがあるようです。

私自身はキローンやリリスはさほど強化されていませんので、あまりこういった屈折した傾向はないですが、どちらかというと、月のオポジションやドラゴンテイル(ドラゴンヘッドのオポジションのこと)に関係するところの、自分にない感性を持った人や、前世でいい関係性を築けないまま未練が残っている人にどうやらなんとなく惹かれるようです。
月がホロスコープ上強化されていますので、本質より、内面をわかってもらいたいという思いが強いようです。

そのいずれにも当てはまらない場合は、パートオブフォーチュンなどのある星座の人に惹かれるという場合もあります。
あと、ICポイントにあたる星座は「ホッとする相手」になるため、好きになる場合があります。私はこれもまた魚座なので、確かに安心感を抱くのかもしれません。

縁というのは、絶対にこうだという定義はないので、意外なところにヒントがある場合がありそうです。

なぜ自分が〇〇座の人が好きなんだろう?と思ったりする場合、ヒントを探してみるのも面白いでしょう。

Keyword:4ハウス太陽アセンダントドラゴンヘッド・テイルキロンリリス相性恋愛・結婚人間関係カルマアスペクト

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