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Astrology

不動宮の月

Category:有名人ホロスコープ分析

不動宮の月というのは、やはりことごとく「強い」と感じる人が多いです。
なんといっても意思を曲げないし、「やるときはやる」というような気概の人が多いなぁと思うのです。

特に水瓶座の月を持っている人には感心することしきりです。
我が母親もそうですが、肝が据わっている人が本当に多いのです。

太陽星座のいかんにかかわらず、強さを感じる出来事をニュース等で見た時、その人の生年月日を調べたらまあ、見事に不動宮の月だったり、中でも水瓶座の月を持っている人が圧倒的なのです。

水瓶座というのはモノの見方がまず公平で、かつ人道的ですから、自分で決めないと気が済まないのと、一旦決めたことは絶対に覆さない頑固さにおいては群を抜いています。
太陽星座の場合だとややエキセントリックな方向に行くケースがありますが、月の場合はもはや、不動の中の不動というか、自己完結していますのでもはや外部の意見は問答無用です。

つんく♂さんが、声帯を摘出し、声を失ったというニュースは非常にショックでしたが、歌手である彼にとって声は命のようなものです。でも、彼は子供さんのために生きることを選んだのは当然のことですが、その決断にはいろんな犠牲を覚悟したと思います。
声がなくなる生活など、私も一応しゃべる仕事ですし、考えられません。
以前、風邪で声が出なくなった時、筆談で鑑定したことがありますがもう、本当につらかったです。

つんくさんのはそんなものの比ではないのですが、彼の決断にとてつもない強さを感じました。
で、調べるとやはり、彼は蠍座・月水瓶座で、ライツがともに不動宮でスクエアというハードアスペクトの持ち主でした。
ハードアスペクトは確かに試練を与えますが、彼はプロデューサーとしても大成功した人です。ハードな状況を覆すだけの底力を持っている人なのはわかっていましたので、やはり只者じゃないですね。
牡牛座のリリスですので、喉は要注意なのですが、月とはもともとスクエアなのでやはり結果的に言えば最悪の結果にはなったかと思います。しかもソーラーチャートですが、6宮に土星があり逆行していますので、病気に気付きにくい配置です。土星が蠍座にあって、月とスクエアになっていた時期に発病し、手術しています。今もトランジットの木星がライツとでT字クロスになりますし、甘い状況では決してないのですが、何やら画期的な方法で声を出せるようにトレーニングをするということだそうで、こういうところがやはり不動宮の月を持つ人は強いなあと思うのです。

彼は火星・冥王星・木星が乙女座で合になっています。これはまさに、試練を乗り越えるパワーを持ったカリスマだという配置です。
ここに9月以降はT木星が来ますから、2016年になればさらに近づきますし、きっと試練を跳ね返すのではないかなと希望を持って見ています。ソーラー11ハウスだからです。

母校の近畿大学の入学式にメッセージを届けてくださったつんく♂さんの心の声はきっと学生さんたちに届いたことでしょう。

私など、意志薄弱な乙女座の月なので、逆境には至って弱いのですが、不動宮の月がほしかったと常に思います。ただポジティヴなのではなく、困難な出来事を成長できるためのチャンスだと捉える力を持っているからです。
そのままのことを以前羽生結弦君もコメントしていましたが、彼もまた水瓶座の月を持っているからあの強い精神力で闘えるんだと思います。
月は欲求ですから、不動宮の月を持つ人はやはり強くありたいという気持ちが強いんだと思います。

月の水瓶座といえばキムタクもそうです。奇しくも喉のがんで亡くなった忌野清志郎さんも月が水瓶座でした。最後まで歌うことを決意した命がけの決断もまた、強さの表れでしょう。

流されない強さ、やはり持っていたいものですね・・・。

Keyword:牡牛座獅子座蠍座水瓶座リリスカルマアスペクト

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