占星学の玉手箱

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Astrology

主星とナチュラルハウス

Category:占星学・基礎知識

どうも、ネガティヴは悪い事で、ポジティヴはいいことだという捉え方をされることが多いのですが、私はどちらもあってこそ人間だし、ネガティヴというのはいいかえると慎重であるということで思慮深いとも言えます。ポジティヴはノーテンキだとも無神経だとも取れます。
モノはすべて捉えようだと思います。

ただ、ポジティヴの方が楽だし、得ではあると思います。
やはり、守護星を吉星にもつ星座生まれの人は一般的に物事の捉え方がポジティヴだなと感じることが多いです。
吉星は金星と木星ですからそれらを主星にもつ
牡牛座・天秤座・射手座・魚座は比較的物事を悪く取らない傾向があります。
だからか、温和だし、あまり争い事を自ら引き起こすことはないし、何か起きても相手を恨んだり憎んだりすることが少ない星座だと思います。

あと、それらのナチュラルハウスである
2ハウス・7ハウス・9ハウス・12ハウスに太陽を持つ人もあまり物事を悪く取らない傾向がみられます。

私が思うに、ポジティヴという本当のいい意味は、物事を悪い方に取らないという事だろうと思います。
私などすぐに
雨が降ったら何をするのもおっくうだと思うし、反対意見を言われると自分が否定されたかのように凹むのですが、ポジティヴな人は
雨が降ったら作物が育つし、風情があっていいし、家でのんびりできるというように考えるし、反対意見でも、何か自分に意味があるからだと捉えます。
こういう考え方はもともとの性質に持っている人は備わっていますので楽なのですが、鍛錬してなるべくそのように考える方がいいと思うことはできます。

月やアセンダントもこの理論はまあ当てはまらないことはないでしょう。(太陽ほどではないですが)
私は月は9ハウスでアセンダントは射手座ですので木星が主星(統治星)ですから、根っからのネガティヴとうのでもないですが、どうしても山羊座1ハウスの太陽が根っこにありますから、なかなか修正するのも時間がかかります。

それでも、この、自分の中にある射手座的要素の強さを強みにすることはできるので、なるべく公的な場面では使っています。
ただ、やはり一人で考え事をする場合はスの山羊座が出てきますから、土星で思いっきり考え込むことが多いですが、それも、悪い事ばかり考えるのではなく、反省とか忍耐とか努力など、土星の長所を生かすようにしたいものです。

吉星を太陽の主星にもつ人はその点でもともとが善良な資質を持っているわけですから、ネガティヴな考え方が頭によぎったときは自分は善良な気質なんだと思うようにしてください。
そうでない場合も、その惑星の良い意味(土星だったら忍耐強いとか努力家、火星なら負けん気が強くエネルギッシュで行動的、天王星だと個性的、海王星なら優しい、冥王星なら集中力抜群など)で捉えると長所を生かすことができると思います。

各惑星のあるハウスはそのナチュラルサインの性質があるという考え方は、ソーラーチャートなど、ハウスのはっきりしないチャートを読むのに有効だと思います。(私の月は乙女座ですが、9ハウスにあるので射手座的要素も加味されるというようなこと。つまり、乙女座の神経質さや完璧主義は薄れ、アバウトで大胆な欲求もあるということです。さらに太陽は1ハウスですから牡羊座的要素があって自我が強く行動力はあるということです。)この考え方は基本になるのでとても大事です。

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