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Astrology

恋愛と結婚は違う

Category:有名人ホロスコープ分析

昔、トレンディドラマの走りのような「もう誰も愛せない」だったか、山口智子さんと共演して、インパクトの強い内容のサスペンスだったので鮮明に覚えているのですが、結構好きだった吉田栄作さんと、モデルで美魔女みたいに言われている平子理沙さんという、仮面夫婦みたいな夫婦がやっぱり離婚しました。

もともと、お子さんもいないし、別居婚とも言われていたこの夫婦、年月だけは十数年経っていたけれど実際は夫婦としてはとっくに終わっていただろうなという気がします。

お子さんがいない美男美女夫婦で離婚した夫婦と言えば、賀来千香子さんと宅間伸さん夫婦などもそうですが、その意味では山口智子さんと唐沢寿明さんは本当に仲良しですね。
若くして結婚したお子さんがいない夫婦は、本当に絆が深いか、あっさり別れるかどちらかになるケースが多いですね。

で、例によって吉田さんと平子さんの相性を観てみましたが、お互いに「タイプ」であることは確かでしょう。互いの金星が相手の太陽に乗るので・・・。
しかも、結婚したら比較的うまくいくと言われている隣同士の星座だし・・・。
ただ、結婚生活にはどうしても月の相性は大事になってきます。一緒に生活するのでどうしてもフィーリングがあまりにも違うとそこを我慢できる場合はいいにしても、妥協点を見いだせなくなった場合、なかなか難しいでしょうから・・・。
この二人は恋愛の相性は非常にいいのですが、月同士がスクエアという致命的なものを持っていました。

もちろん、月がスクエア同士の夫婦でも非常に努力して仲良くしている夫婦もたくさんいます。
ただ、その場合、太陽同士がトラインであったり、他に強力な縁があります。

いっそ、相性のポイントがすべてずれていたり、下手に相性のいい星がない場合でもうまくいくケースもあります。この二人のように、なまじ恋愛の相性だけ良いと、そこについ「期待」を持って結婚しますので、結婚後「こんなはずではなかった」ということになる場合が多く見られます。

この二人にはリリスなどの因縁めいたものはないですから、多分円満離婚というかもう、ずっと前から話し合っていたのだろうとは思います。芸能人として、吉田栄作さんはひととき今一つパッとしない時期があったのですが、最近またちょこちょこ出ているし、一時期おじいちゃんみたいに顔がしわしわでいけてなかったのですが、また結構ナイスミドルになっていますし、今後、ドラマに出たりして渋い役をするのではないでしょうか?
平子さんも40代には見えない若さを保っていますし、もともとがお嬢様っぽい人ですから、自由に活動の場を広げて行くでしょう。

結婚にはあとひとつ、60度の関係性が何かしら一つでもあったほうが波風が立ちにくいのです。
この二人にはそれがなかったので、大好きから大嫌いというように一気に醒めきってしまう相性なのです。

もちろん、60度の関係性のみだと片思いの相性になりがちですが、この二人は平子さんの月に対して吉田さんの金星がトラインで木星は合になるという、平子さんが得をする相性だったのでそれなりに続いたかもですが、平子さんが吉田さんを好きだったのはもしかしたら外見とか雰囲気だけでは?というような感じでした。意外と浮気性ではなく、一人の女性と長く続く傾向を持った吉田さんと、案外飽きっぽい感じの平子さんという、周囲のイメージとは逆の相性です。

いずれにせよ、恋愛の相性がよすぎるというのも結婚には要注意だということです。
まあ、一般には結婚生活はお互いに「我慢」が大事ですので、芸能界のように女性が自活できるケースはまだまだ少ないし、「土星」も大事なポイントになると思いますが、このお二人の場合、互いに太陽と土星のスクエアを持っていますので、基本的に我慢ばかりするのは嫌だと思ったのでしょう。
ライツと土星のハードアスペクトはいかに我慢を苦労だと思わず、自分が成長するための試練だと思うかが大事なのだと思います。
私も若いころは太陽と土星の合で苦労しましたが、この仕事をすることで、少しは成長したのかなという感じです。

あと、太陽同士がトラインだったりするのは、案外影響力は少ないと思います。「仲良し」ではありますが、結婚はある程度、違う部分があるもの同士が一緒に暮らすことでお互いにどこまで理解していけるかだと思います。

Keyword:金星太陽火星土星相性恋愛・結婚アスペクト

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