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Astrology

アスペクトを考えるとき

Category:占星学・応用知識

アスペクトというのはそのまま覚えてしまうと絶対にすべて覚えることはできないし、訳がわからなくなります。
私自身、アスペクトをすべて把握できているかというと、決してそうではありませんが、いつも惑星を特定の人間に置き換えてみます。

例えば、月と水星のアスペクトだと、月はお母さんで水星は子供だから、母親と子供が一緒にいると考えて、コンジャンクションだったら一緒にいるけれど近づきすぎて共依存になりがちだから、お互いピリピリしてしまうという感じとか、トラインだと程よい距離で一緒にいる感じ、スクエアだったら子供と相性があまり良くないというように考えていきます。

水星と土星だったら、若者と老人が一緒にいる図を考えてみて、コンジャンクションだとやはりもともと歩調がまるで違う二人が一緒にいるので、若者にフラストレーションがたまるだろうなとか、厳しく説教される若者をイメージしたりします。オポジションだと対極に若者と老人がいるので、呼んでも聞こえないし、言いたいことがうまく伝わらないという感じでしょうか。

金星と木星だと、コンジャンクションだったら若い女性がお金持ちの男性とおつきあいしているとやはり豊かになれるという感じだし、スクエアだったら、派手に遊びまくって散財しているカップルのイメージだったりです。
もちろん、勝手なイメージングですが、天王星だと個性的な人とか変わった人、エキセントリックな人、海王星だと優しい人、ぼーっとした人、芸術家、などだし、冥王星は威圧感のある人、カリスマ性のある人と言う感じです。ソフトアスペクトだったらその惑星の良いイメージの人物を浮かべ、ハードアスペクトだとあまり良くないイメージを浮かべるという感じで勝手にやっているイメージトレーニングです。

月と天王星の合などは、このイメージで行くと、女性と突然付き合うが突然別れるなど突発的な恋愛運を示すと思いますが、これは男性のホロスコープで言えることで、女性のホロスコープだと自分自身が破天荒だったり、割と型破りな恋愛観を持っているという感じを受けます。
なので、転職も多いとか、環境の変化が激しいという意味合いにもなります。

太陽の場合は女性のホロスコープでは夫や男性を示すのですが、太陽はやはりその人の人となりですから、太陽と海王星の合でも、月と海王星の合でも、どちらも「夢見る夢子」「騙されやすい」と言うようなイメージはできます。ただ、妙な宗教に勧誘される等の騙されやすさは、性格的に弱さを持つという太陽とのアスペクトでしょうし、月は感情なので、結婚詐欺に遭うなどの騙されやすさは月のアスペクトの方に出やすいのではないかなと思います。

感覚的にホロスコープを読む傾向があるので、一概には言えないことですが、ふと、アスペクトがわかりづらくなるときがあるので、こういったイメージングが案外役立つ場合があります。

Keyword:水星金星太陽火星木星土星天王星海王星冥王星アスペクト

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