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Astrology

独断と偏見による12星座分析 牡羊座

Category:占星学・太陽の12星座分析

~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
牡羊座(3月21日~4月20日生まれ)

とにかくこの星座は、星座占いの一番目に自分の星が書いてあることにすら喜びを感じてしまうような「一等賞」「一番先」「一番前」、つまり「ナンバーワン」が大好きな星なのです。
環境などの影響で、一見おとなしく、目立たない、無口な牡羊座さんがたまにいますが、そんな人でもなぜか目立つポジションにいたり、スポーツ好きだったり、活動範囲は結構広いのです。とにかく、あっさりしていて男性的なのです。
運動星座で男性宮、そして火の宮ともう、パワフルな要素が三拍子揃っていますから、「おとなしくても活発」な人が多く、裏表のない素直さはぴか一です。
大きく分類すれば「重戦車型」と「生真面目型」に分かれますが、前者はやや攻撃性が強く前に出て、守護星の火星のせいか、強引さが前に出て「やりすぎ」「いきすぎ」になって周囲を辟易させることもしばしばだったりするでしょう。ただ、失敗こそがこの星座を成長させるので、めげません。
後者は先ほどの「おとなしい」タイプも含まれますが、いわゆる優等生タイプに多く、自分というものをしっかりもっていますから、いざと言うときの強さや責任感は抜群ですが、ややもすると冗談の通じないタイプになってしまい、融通性には欠ける場合もあるでしょう。

いずれにせよ、この星はいつでも「真剣」なのです。真面目で、決して軽い星ではないのです。ただ、いけないところは、その、自分の価値観を人にも当てはめてしまおうとするところがあるのです。
自分自身がいつだって直球しか投げられないので、変化球に対する対処法がわからず、顔面からまともに球を喰らっては傷だらけになって、それでも相手に直球で勝負するという、あくまでも「ワンパターン」な姿勢を変えないのはもう、小気味いいぐらいです。
また、恋愛においては特にその真剣さを貫いて勝利を収められればいいのですが、そうでない場合には「思い込みの激しさ」もまた人一倍強いため、相手に「これだけ自分が好きだといってるのになぜわからないの?」と詰め寄るぐらいの自己本位なパワーで相手を圧倒してしまうこともしばしば。
そしてその思い込みが通じないともう、自分の正当性を信じて疑わないので、周りをも巻き込んで何とかしようと必死だし、「死ぬの生きるの」の大騒ぎになったり「いてもたってもいられない」ことによる行動も生半可ではありません。自分が誠実ゆえに、相手の不実が見えないのです。
でも、一旦納得してしまえばもう、嵐の去ったあとのようにからっとしてしまう「単純さ」もぴか一なので、なるべく問題を長引かせないほうが、本人にとっても周りにとってもありがたいでしょう。
でも、この星の行動力と決断の速さには頭が下がります。しかも、失敗を恐れず、とにかく「やらずに後悔するより、やってから反省する」という潔い姿勢は最大の長所です。もちろん、思慮深いとはお世辞にもいえないので、「ちょっと待て」と言う部分が大きいのも否めませんが、この星のいいところは、失敗しても誰かのせいにしたり、決して言い訳をしないところです。潔く自分の非を認めて、次へと進んで行くのです。
すぐに喜怒哀楽を表しますし、何にでも感情移入しやすいですが、感情が尾を引かないのもいいところです。相手をもまっすぐに向き合わせてしまう、勧善懲悪の正義の味方のようなひたむきさがあり、嘘をつかれたり裏切られたりすることがあっても、自分は決してそんなことはしないし、仕返しをしたり、陰険になろうと思ってもなれない「まっすぐ」な人なのです。
ただ、育った環境などが結構大きく影響しやすい星ではあるので、火星のパワーを間違った方向に「まっすぐ」に使うと、野村沙知代のようにやや嫌味な場合もありますが・・・。
悪意や悪気はないのですが、とかくパワフルゆえ、周囲を圧倒するところはあります。
女性は総じて色気のない星ではあるのですが、金星が魚座や牡牛座にあると例外も多いです。でも、その「竹を割ったような」性格で、同性にもてる人が多いのも特徴でしょう。嘘がつけないため、男前NO1の星ではありますが、ややもすればお節介だったりもしますのでほどほどに。
「信じる者は救われる」の典型ですので、いずれは幸せを掴む確率は高く、「諦めない」のも一因です。
特に、A型牡羊座の女性は、主婦として家庭をきりもりしながらも仕事をしたりと、カッコいい女性として君臨する人が多いでしょう。O型女性は社会で成功する人も多く、とにかく何をさせても頭角を現しますし、裏街道は似合いませんから、起業家や自営業などにはうってつけの、「転んでもただでは起きない」という強さを持っているので、天晴れというような人です。
「有言実行」をポリシーにしているだけに、いったことは必ずやり遂げます。「正直者は馬鹿を見る」ということもありますが、本人の人生には「後悔」は決してありません。しかも、逆境から這い上がってくるだけのプラスのパワーは非常に強いので、明るいオーラを発していますから、その「負けん気」をどこかで発揮して、地味なポジションには甘んじてはいけない星なのです。
「止まると死ぬ」と言うタイプでもありますが、全力疾走を一生し続けることはできません。時には止まってじっくりと景色を眺めるゆとりがあれば、この星は最も幸せの切符を手に入れやすい人なのです。

芸能界でも、親分肌というタイプの人が多く、島田紳助さんや和田アキ子さん、などは代表選手ですね。
そのほかにも、田原総一郎さんや、神田うのさんなど、問題が起きてもめげない人も多いですし、女性でも恋多きタイプは多いですが、桃井かおりさんや今井美樹さんなど、最終的には幸せを手にするという強さを持っている人が多いですし、おとなしそうに見えるタイプでも、底力をもった綾瀬はるかさんや、凛とした雰囲気を感じる宮沢りえさんなど、なるほどというタイプの人が目立ちます。

とかく、頼まれたらイヤといえない人のよさも持ち合わせているため、はっきりものを言う毒舌でもなぜか、小泉進次郎さんや上沼恵美子さんなど、嫌われないキャラが多いのも特徴でしょう。
この星が好かれるのは、重たいけれど明るいからだと思います。

Keyword:牡羊座太陽

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