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Astrology

独断と偏見による12星座分析 獅子座

Category:占星学・太陽の12星座分析

~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
獅子座(7月24日~8月23日生まれ)

百獣の王ライオン、と言うイメージから、豪快かつ勇壮なイメージを抱かせるこの星ですが、中には一見して目立たない、おとなしいタイプの人もいます。でも、この星はとにかく「プライド」が人一倍高いので、自分の弱みを人に見せることができません。ですから、「自分のことは自分で決める」というポリシーをもっているので心の中は非常に孤独な人が多いのです。
男性宮で火の星ですから激しく勇敢ですが、この星の特徴は何よりも「不動宮」であることに現れていると思います。
とにかく「自信」が何よりもの武器になるタイプですから、自分のことを多くは語りたがりません。根掘り葉掘り詮索されたり、人に指図されたり、決め付けられることを非常に嫌いますので、普段はおとなしい獅子座の人でもそういう場合は明らかに不機嫌になり、心を閉ざしますし、本当に怒ると口をきかないという頑固さはぴか一です。
ただ、正々堂々としているため、相手が非を認めて謝ってきた場合は即座に許すという心の広さも持っています。
自分からは決して謝りませんが、したでに出る相手には実に寛大にできています。ところが、人の裏は読みませんから相手がただ形式的に謝っていたとしてもそうは思わずに許すので、その「単純さ」で墓穴を掘ることも意外と多い星です。
それでも「騙すよりも騙されるほうがいい」と思うタイプなので、自分の非もちゃんと認めて責任をとる潔さは持っていて、言い訳というものをほとんどしないのはさすがです。そういうところにもプライドを持っているのです。
好きなものは好き、と非常にはっきりしているのも特徴で、人生観に「嘘」というものはありません。ただ、見栄を張るところはありますが・・・。おとなしいタイプの獅子座も、実は「目立ちたい」願望は強く、自分の服装などは地味であっても華やかなものに憧れたり、ブランド物やパーティ、豪華なホテルやミュージカル鑑賞など華やかな物事に惹かれる人が多いのも特徴です。
恋愛などでも地味で目立たないタイプを好むことは少なく、豪快で派手なリアクションをするタイプを好むか、自分が豪快に振る舞うかのどちらかで、ナンバーワンよりもオンリーワンを好む星でしょう。
ですから、人と比較されるのは大嫌いなので「だれそれに似ている」と言われると「だれそれのほうが自分に似ている」と言い放ちます。大抵は「自分を中心に地球が回っている」と思っているので写真などを撮っても、真ん中に陣取ることが多いでしょう。素直ですからほめられるとその部分をどんどん伸ばすことができるので「おだてると木に登る」と言うタイプの典型だったりもします。
その分、自意識はかなり強いので、自信のない部分があると過剰に反応してしまい、自分の知らない話題で盛り上がられると途端にふさぎこむか不機嫌になります。ですから、中にはコンプレックスが強く、自己の世界に没入してしまうタイプもいます。人に相談するとか、弱みを見せることを極度に嫌うので、自分で何でもひとりで抱え込んでしまい、意外と「重たい」タイプが多くなるのも否めず、真面目な性格ゆえに実は欝になりやすい星NO1という意外性もあるのです。
一途でひとつのことに夢中になると何も見えなくなるタイプでもあり、一人の人やひとつの物事に「はまる」人が多いでしょう。
明るいときはそれこそ百獣の王のようにカッコいいのですが、ひとたび無様になるともう、いじけてしまってどうしようもなくなり、その落差が激しすぎてはた迷惑な場合もあります。外では豪快ですが、家ではもう、ただ威張り散らす傾向や、逆にだんまりを決め込むタイプもいて、やや幼稚な面がありこれはいただけません。ですから、真のリーダーになる場合と、「お山の大将」になるケースがあります。獅子は実は孤独な王様であるように、この星は人前では豪快に振る舞い、テンションを高めて自分はコンプレックスなどなく自信のカタマリであることを強調しますが、ひとりになると「ネクラ」で融通の利かないタイプだったりします。
「陽気な淋しがりや」と言うのがこの星を評するのに適しています。
人にも自分にも嘘がつけないため、一般的に生き方は不器用だったりするのです。でも、責任感の強さは人一倍で、任せられると、人が嫌がるような仕事からも決して逃げないで最後まで貫き通しますし、「あなただけ」と言われると弱いため、責任ある地位につくことが多いですが、結構周囲にのせられている場合も多いでしょう。
自分で自分を疲れさせることも多いので、完全主義的な傾向は改めたほうがいいでしょう。人にも厳しい分、自分に厳しいので周りは文句が言えませんが、時として煙たい人だと敬遠される場合もあるので、生真面目で四角四面なところはやや緩めた方がいいかもしれません。
人に頭を下げないので、性格は素直なのに生意気だとか偉そうだとかの誤解をされやすいのは損ですし、辛いときにはひとりで頑張るのが美徳だと思っているようですが、心を病んでからでは遅いですから、たまにはかっこ悪い部分だって、見せられる人の前では見せてもいいのでは?
芸能界という華やかな世界には向いているこの星ですが、軒並み主役級の人が多いのが当然で、いくつになっても存在感抜群の田村正和さんをはじめ、杉良太郎さんや松方弘樹さんなどの時代劇の「スター」や、若手でもSMAPのリーダー格である中居正広さんや俳優よりも副業?が目立つ速水もこみちさんなど、やはりどことなく「目立ちたがり屋」の印象を与える人が多いように思います。
ただ、プライドの高さゆえか、周りに相談できなかったのか、人生をしくじった感のある清原和博氏や高橋ジョージさんのように、てっぺんからどん底を観てしまうケースもあります。
司会者でもみのもんたさんやタモリさんなど(この2人は誕生日も同じ)どこか「オレは他の奴とは違うぞ」という感じを醸し出していますし、女性でも黒柳徹子さんなど、外見からして目立っているし女優さんでも米倉涼子さんや柴咲コウさんや天海祐希さん、篠原涼子さん、戸田恵梨香さんなど、外見を見ただけで「獅子座だ」と思えるような華のある雰囲気の人が多い星座でもありますね。

Keyword:獅子座太陽

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