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Astrology

独断と偏見による12星座分析 乙女座

Category:占星学・太陽の12星座分析

~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
乙女座(8月24日~9月23日生まれ)

とかく「神経質」だとか「小うるさい」とかのマイナスイメージで捉えられてしまうことの多いこの星ですが、確かに批判力や分析力にはたけていますし、「痛いところをつく」その言葉はやや辛らつなので、この星はどうしても人のマイナス面のほうが、プラス面以上に気になってしまうせいもあるかもしれません。ただ、守護星は水星という、「言語」を司る星ですから、言語能力はやはり秀でたものがあるでしょう。
女性宮ですし、地の星ですから、同じく水星を守護星にもつ双子座のような軽さがなく、言葉が重くなってしまいますが、それだけに説得力はありますし、文章を書かせるとやはり上手な星として上位にランキングされます。
言葉がやや「回りくどい」「理屈っぽい」のは否めませんが、どうしてもこの星の「自分のをわかってほしい」という気持ちが文章など言語化されたものとして表出されることを好むため、エネルギーそのものが内向するからでしょう。
ところがこの星は「柔軟宮」なので、意外と頑固さはなく、理屈で自分を守っているだけで、実は非常に小心者で、自信のなさを先に防衛するための理屈を身につけているだけなのです。行動力や決断力はあまりないため、いざと言うときには結構周りの言いなりになって、あとから「陰口」を言うようなちょっと「女々しい」ところがあるし、まず、自分が上に立って人を引っ張るより誰かをサポートする「副官」タイプの星なのです。ですから本人も目立ちたがり屋ではありません。
「乙女」というぐらいですから、謙虚ですし、遠慮がち、気ぃ使い(大阪弁の言い方)ではあります。ただ、それもまた
自分を否定されることを誰よりも恐れる小心さから来る防衛本能ですし、誰かに牽引してもらって自信を持つと、たちまち
変貌を遂げます。口癖が「私なんて・・・」「だって・・・」「でも・・・」という、実に歯がゆいものですが、奥には「そんなことないよ」
「大丈夫」「あなたならできる」と言ってもらいたい気持ちがいつも隠されているのです。なので、自信のなさばかりをあまりに強調するとかえって嫌味になってしまうので(本当は自信があるからだと思われる)気をつけたほうがいいでしょう。
それに、自分が傷つくことには非常に敏感な割には、人を傷つけることには無頓着だったりするのが欠点でしょう。
「すみません」と頭を下げるのは得意ですが、そうすることで相手に「断れない」という無言のプレッシャーをかけてしまうところがあり、したでに出るという処世術で、意外と責任ある局面からは逃れてしまうという要領のよさもあります。
人間の幅を非常に小さくしてしまう言動が多々ありますが、どこか責任逃れをしているかのようにとられることがあるので、謙虚さが度を越して卑屈さにならないようには注意する必要があるでしょう。
恋愛では柔軟宮ですから、この星は案外、つきあった相手に合わせてしまうため、自分がないことがあります。自分を責めることで相手に責任を与えて責めるというタイプで、振られるとグジグジしていますが、案外自分が振るときは非常に冷たく突き放してしまいます。しかも、ロマンチックで潔癖症ですから、相手の欠点が見えてしまうと、他に長所がたくさんあってもそれを見ようとせず、あっさりと急に掌を返してしまうのです。自分では意識しなくても案外恋多き人が多かったり、「振られる前に振る」合理主義者です。
恋人がいてもあら捜しをしたり、常に不平不満を抱えがちなので、せっかくの長所であるところの、気配り上手と言う面や、細かい配慮が生きてこず、重箱の隅をつつくようなタイプになってしまうのはもったいないですね。
「木を見て森を見ず」と言う典型ですから、細かい枝葉の部分に捉われるよりも、物事の本質のみをしっかりと見据える潔さがほしいものです。言い訳が多いのもいただけません。物事を取り繕ったり、その場を収拾する冷静沈着な面はとても素晴らしいのですが、被害者意識が強い、という最大の欠点で案外自分が加害者になっている「お騒がせ人間」であることに気付いていない乙女座さんは案外多いのです。
事務的能力や、管理能力には長けていますので、マネージメント業には才能を発揮しますし、器用ですから、秘書などの仕事もピッタリです。知的な清楚さが漂う人が多く、清潔感はNO1で、制服の似合う星でもあります。
少女のように擦れていないタイプと、冷静なキャリアウーマンタイプに分かれるこの星の女性ですが、「繊細さ」を巧く生かせば、非常によきサポータータイプになりますので、まずは人の長所を見るようにすることと、「ごたく」を並べる前にまずは行動することをするだけでかなりグレードアップできる星です。その「完全主義的傾向」を自分にも他人にも求めないようにしてください。窮屈で付き合いにくい人だと敬遠される元です。
人間を小さく見せないためにもまず、お金に細かいところも修正すべきかも。誰も聞いていないのに値段の話をしたり、割り勘にするとき、1円単位までしっかり電卓を出して計算する人、この星に多いのです。
論理的な分析能力をぜひ、仕事に生かして、人の評価を気にしないようにすれば、とても必要とされるべき人なのです。
ネガティブな言葉を極力使わないようにしてください。弱さを露呈することは何も恥ずかしいことではありませんから。

有名人ではもう、私事ですが、敬愛している小田和正さんを挙げないわけにはいきません。あとは、男性では意外かもしれませんが、故・松田優作さんや矢沢永吉さんなどちょっと癖のあるニヒルさは何となく照れ隠しのポーズのようでもありますし、頷けるはず。男っぽい外見とは裏腹に子煩悩な仲村トオルさんなどは、乙女座のいい意味でのソフトさが素直に出ています。安倍晋三首相も乙女座ですが、確かに物腰はソフトですからね。
若手では松本潤さんや山崎賢人さん、松田翔太さんなど、見た目は真面目なイメージですが恋愛には割と奔放な感じもするようなタイプが多い気がします。
女性では、ヤマトナデシコ、完璧主婦の代表選手のような、竹下景子さんや岡江久美子さんなど、何となく隙のなさすら感じさせますし、かつて「お嫁さんにしたい女優さん」に選ばれた市毛良枝さんなど、シンの強さが余り表に出ないようなタイプの人が多いですね。若手ではCMで観ない日はない上戸彩さんや結婚した元なでしこジャパンの澤穂希さんなど、案外家庭をきっちり切り盛りしているのではないでしょうか。
家庭と仕事を両立させるのが上手なタイプに多く見られます。乙女座という名の通り、年を重ねても若さを失わない人が多く、斉藤由貴さん、早見優さんなど、いまだにかわいいという形容が似合いますね。
秋篠宮紀子さまも乙女座です。いかにも…という物腰ですね。
若手ではやはりパッと見は割と真面目で清楚ですが、恋愛には積極的に思えるような二階堂ふみさんや剛力彩芽さんなどが浮かびます。
ただ、いずれにしても礼儀正しさが漂うタイプの人が多い気がします。

Keyword:乙女座太陽

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