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Astrology

独断と偏見による12星座分析 天秤座

Category:占星学・太陽の12星座分析

~セレーネ・沙湖の独断と偏見による12星座分析~
天秤座(9月24日~10月23日生まれ)

12星座で人気投票をすれば、まず必ずベスト3には入るのがこの星です。「バランス」「優雅」「気品」などの言葉が似合うこの星の守護星は愛と美の金星であることもさながら、金星は牡牛座の守護星でもあるけれど、天秤座のほうがより一層「美」というイメージを連想させるのはなぜでしょうか?牡牛座は地の星で現実的ですが、天秤座は風の星でやはり爽やかでサラッとした印象があるため、「セレブ感」が漂う場合が多いのでしょうね。
でも、この星は活動宮なので、自分をちゃんと主張します。ただし、我の強さが表に出ないところが品性のなせる業なのです。
常に「人に見られる自分」を意識しているため、かっこ悪いことは絶対にしないというのがポリシーなのです。
その分世間体にも拘るし、プライドが高すぎて「お高い」という印象になることも時々ありますが、概して外からの印象はまず、12星座で一番いいといっても過言ではないでしょう。おしゃれのセンスの良さも非常に的を得ていて、ただ高いものを着るのではなく、「流行」「トレンド」にすばやく反応し、時代を常に先取りする能力はぴか一でしょう。
ブランド物を上手に組み合わせる才能は天から授かったもので、「一般受けする」という意味では他の星座の追随を許さないと思います。牡牛座が五感にすぐれるなど、感覚派なのに対し、天秤座は情報を計算して取り入れることができます。
こっそり取り入れるのではなく、ちゃんと相手に許可を得るという「根回し」も完璧です。全ての行動が爽やかで、欠点がないように振舞うのもひとつのこの星のポリシーです。概して優等生的な言動が多く、第一印象で「感じがいい人」と言われる人が最も多いはずです。
同じく爽やかさで人気の星に双子座がいますが、こちらはやや軽めのフットワークやツメの甘さが愛嬌になるケースもあるのですが、天秤座はとにかく「失敗がない」ように振舞うのが美徳で、美意識に拘るタイプなので、度を越すと「欠点のないのが欠点」という、ややつまらないタイプにもなりかねません。
とにかくこの星は、人によく思われたい意識が強いので、ソトヅラのいい分、ウチヅラは別人化します。しかも、誰かが見ていると頑張りますが、誰もいないときは結構ぐうたらです。でも、社交性はもう、もって生まれた性分のようなもので人を見ると条件反射のように営業スマイルが作れるから素晴らしいです。社交的じゃないという天秤座もいるかもしれませんが、月や金星などの位置によるもので、大概は社交性は抜群で、初対面でもサラッとつきあえます。
ただ、人目を気にするので、実は負けず嫌いですし、仕切りたがり屋です。ただし、責任のない場面でのみ仕切るという要領のよさはやはり風の星座特有のものです。元来がアッサリ型なので、体面は気にするものの、要するに人間の「外側」に関心が強いので、心の機微だとか、深い感動などには意外と無頓着だったりしますし、表面上うまくいけばいいという、「うわべの平和主義」ですから、人のことにあれこれ首を突っ込むのはブサイクだと思っているからか、表向き波風が立っていなければ、底の部分がとてもよどんでいても気にしません。
ですから、社交辞令の名人でもありますし、とにかくわけ隔てなく誰とでもつきあえるといえばいいのですが、要するに八方美人で、関心が自分にしか向かないので心底ナルシストであります。他人事ゆえにどうでもいいから平等だし、公平なだけなのです。面倒なことは最初から避けるというスマートさをモットーにしているから爽やかに見えるのです。比較的アッサリしているところが男性的で、女性などは
好感度アップに繋がっているのだと思います。
それゆえに、ハッキリした態度をとらなければいけない場合には意外と優柔不断になったり、「なんでもいい」「どっちでも」というような曖昧な言葉が出てきます。それは弱さからくるものではなく、責任逃れの姿勢だったりするのです。
獅子座などは、自分の弱みをなかなか見せられない部分がありますが、天秤座は、弱みを見せたほうが得な場面では簡単に弱さを露呈し、人に助けを求めるのが上手です。ちゃんと損得勘定ができるのも天性のものでしょう。
自分は結構感情の波はあるのですが、面倒なので人が感情的になることを嫌います。ですから、感情論になると闘うよりも逃げようとします。「それはアナタの問題でしょ?」と言えば論理的に聞こえますが、単に逃げているだけです。
礼儀正しいし、品格があるせいで、その「ずるさ」「処世術の巧さ」が嫌味に見えないのが得ですが、「ソツのなさ」を活かせばどの世界でもやっていける器用さは持っています。根気はそれほどないのですが、上手に誰かに助け舟を出してもらうように仕向けるのが巧いので、比較的「おいしいトコ取り」の人生を歩むことができそうです。
日本のような体面が大事な社会では、非常に有効な星だといえるでしょう。
恋愛もスマートですし、美男、美女やスタイルのいい人が多いのでもてます。いわゆる「3K」みたいな仕事にはまるで不向きですので、美しさを保てる仕事選びがポイントでしょう。愛想がいいので、各種接客業には適していますし、とにかく人と接することが、「体面上」お見事なので、社会性は最もすぐれているといえます。
美しいものを自分の周りに置きたいので、人間関係のドロドロしたものや、汚い言葉などはとても苦手でしょう。
お嬢様育ちでそのまま生きられれば非常に優雅な一生を約束されていますが、人はいつ、荒波に放り出されるかもしれず、そういったときにはいいカッコなんてしていられません。いわゆる逆境やプレッシャーには意外と弱い星なので、危機感に見舞われたときまで「争いごとは嫌いです」などというきれいごとを言っていては蹴落とされますし、そういう時は人が変わったように本性を露呈してビックリされるのも実はこの星だったりします。
自分がかわいい星ですから、感情的になる自分を許せないところがありますが、白黒はっきり決めなければいけない局面だってあるのですから、そういう時にはもう少し人間くささを発揮してもいいのではないでしょうか?
少々感情的になっても、乱れても、やはり美男、美女が多いせいか、あまり醜くは見えないのが非常に救いになります。
とにかく、体裁を整える場面での身のこなしは完璧ですが、人が見ていないところだと気が抜けて案外「え?」というような行動をとることもあるので、あまり裏表が露骨に見えてしまうと嫌味な人間性にもなってしまいますから、愛想はいいけれどよく見ると目が笑っていない、と言う人も多かったりしますし、自分にとってこの人はメリットがあると思うとさりげなく実は強引に相手にアピールする力もかなりのものです。何をしても嫌味に見えないというのは、やはり社交性を示す笑顔やスマートな立ち居振る舞いのせいだと思いますが、弱者には意外と冷たい一面もあり、判官びいきなところもあります。
だいたいが、長いものには巻かれていますし、自分が問題の矢面に立たないようにちゃんと計算をした振る舞いも実はできる人ですから、非常に頭のいい天秤座は、医師や弁護士などのいわゆる「ハイソ」な職業にも向いています。お見合いや合コンではもう、だいたいが好印象NO1になる星座なのですが、本来は決してマメでもないですし、人当たりがいいだけに「優しく」見えるのがなかなか曲者ですが、本当はさっきも書いたように、大切なのは自分の体面ですから、あまり好きでなくなったときの変わり身の早さも凄まじいですし、涼しい顔をしてキツイことを言うクールさがあるので、感情的でない分別れも実にスマートですから、プレイボーイ、プレイガールが多いといわれる所以でもあります。ただ、それだけに、感情的な相手や、じめじめした性質の相手に引っかかったときは非常にお間抜けになってしまう一面も。自分の美意識の範囲外にある振る舞いをされたとき、もう、どうしていいかわからなくなってしまいます。普段がカッコいいだけに、かっこ悪い天秤座ほど無様なものはないでしょう。
天秤座の「秤」は文字通りバランスを取るものなので、それがひとたび崩れたときの天秤座はもう、牙を抜かれたライオンの如く、惨めな姿をさらすことになります。それでもやせ我慢をしているタイプが多く、もう少し崩れたほうが親しみやすい場合もあるのですし、感情的に乱れることを恥ずかしいと思わないほうがいいかもしれませんね。もう少し義理人情に厚いというような人間くさい場面にも対応できるだけのあったかさを身につけたほうが楽になれると思います。
芸能界ではもう、人気モデルや好感度タレントの上位に入っている人が目白押しです。常にランキング上位の常連である、黒木瞳さんや松嶋菜々子さん、露出度が減ってもまだ根強い人気のある山口智子さん、さらにはファッションリーダーとして根強いカリスマ性を誇る浜崎あゆみさん、そしてママになってもスタイルが変わらないカリスマモデル、エビちゃんこと蛯原友里さんや、若手モデルでなりたい顔と言われている森絵理佳さんや、薄幸な美女を演じさせたらぴか一の石田ゆり子さん、日本的テイストの古風な女優さんと言われている堀北真希さん、嫌われない要素満載の木村文乃さんなど、爽やかな顔立ちの人ばかりなのが特徴ですし、男性でも、爽やかさをいつまでも保ち続けている東山紀之さんやイチローさん、、毒舌の割には嫌われない石橋貴明さんや石原慎太郎元東京都知事などは外見でかなり得をしていますね。

Keyword:天秤座 太陽

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