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Astrology

月の持つ性質その5 獅子座の月

Category:占星学・月の12星座分析

獅子座というのは本来太陽を守護星にもつ星座ですが、月という感性を示す星が獅子座にある場合、どちらかというと獅子座の長所としての勇敢さや責任感の強さというよりは、短所であるところの目立ちたがり屋な部分や、強引だったりおだてに弱いといった部分が出ることが多いでしょう。
かつては話題になった時の人、ホリエモンと村上ファンドの村上氏は実は非常に似た星を持っており、ホリエモンは月が獅子座なのに対し、村上氏は太陽が獅子座です。この2人、どちらもある意味一世を風靡したわけですから、華やかでしたが、村上氏は経歴なども華やかで、お坊ちゃん的なものをバックボーンに持ち、太陽の獅子座らしく自分から特に目立とうとしなくても目立つポジションを築いた気がします。
でも、ホリエモンの場合は、苦学生で掴んだエリートの座、どこかコンプレックスを隠すためにワザトに目立とうとしていたような感じがします。このあたりの、無理して「お山の大将」になろうとする幼稚な一面が、月の獅子座の言動には多く見られます。確かに前向きで正義感
は強いのですが、どこか、「負けてなるものか」という必死さを感じてしまいます。
不動宮の月特有の頑固さもあり、人の言うことをあまり素直に聞かないところもありますし、自分の考えに固執する面も非常にあります。獅子座特有のプライドの高さも、太陽だと誇り高い感じがするのですが、月になるとどうも、コンプレックスの裏返しのような感じで、痛いところをつかれると怖いので先に防御して尊大ぶってしまうというような感じで、自然体とはかけ離れた行動パターンにでる場合が多く見られます。
月の獅子座の人の会話にはやたら「僕が」「私が」という一人称が多いはずです。
どうしても物事の中心が自分になるため、自分を殊更にアピールして暑苦しいと思われる場合もあります。
よい意味で出ればカッコいいのでしょうが、ちょっぴり空回りをしていてイタイ感じが見える人も多いような・・・。
人の思惑を気にせず、自分の中で闘うと非常に強気でカッコいい場合がありますから、周りの目を気にしないだけの自信を持つことが、月の獅子座の人のテーマのように思います。

芸能人では男性では
田村正和、大杉漣、役所広司、萩原聖人、時任三郎、高橋英樹、大沢たかお、豊川悦司、岩城洸一、内藤剛志など、「いいカッコしぃ」?みたいなタイプの人が多いような気がしますし、あの、江原啓之や島田紳助もそうです。親分肌という感じは確かにしますね。
女性では、二つのタイプに分かれるようです。太陽星座とのバランスもあるのでしょうけど、獅子座のもつカッコよさが前面に出ている気がするのは、夏木マリ、財前直見、瀬戸朝香、木村佳乃やジュリア・ロバーツなどですが、反面「雰囲気は女性的だけど実際は結構性格がきつい」?という感じなのは(あくまでも私見ですが)葉月里緒菜、華原朋美、堀北真希、長澤まさみ、桐谷美玲などです。
何となく自分なりには納得しちゃいます。まあ、芸能界の人はもともと容姿にはコンプレックスはないですから、無理に目立とうとすることもないのですが、それでもちょっとかっこつけてる感じの人が多いでしょう?

Keyword:獅子座

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