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Astrology

月の持つ性質その8 蠍座の月

Category:占星学・月の12星座分析

蠍座にある月は、月にとってはいささか居心地の悪い位置で、月のもつよさが生かしきれない場合が多いのですが、月は感情を司り、感情は水の星座の領域になり、蠍座は、蟹座、魚座とともに水の星座なのですが、プラスの感情がなかなか生かされにくく、自分自身のマイナス感情と向き合う局面にさらされることが、何かと多くなりがちです。
良い面では、物事に対して真剣で一生懸命で、粘り強く貫く面がありますが、どうしてもそういった面は自分自身の問題に出やすいため、周囲にはあまり伝わりませんし、この月の持ち主は基本的に甘えることがあまり上手ではないので、自分のこと、特にマイナス感情に関してはあまり周りの人にわかられまいとしてしまうため、その人の本質よりも重く伝わってしまい、ギャップとして映ることが多く、ひとつの感情にヘビーに囚われてしまうか、もしくは逆に忘れようとしてあっさり流す傾向が見られてしまい、やや屈折した感情になってしまいます。
また、まっすぐなため、一旦こびりついた感情から逃げることができません。そのために自分を追い込んだりして情緒的に不安定になったり、何らかのセラピーなどを受ける立場になることが多いタイプになりがちなのです。神秘的なものや見えない世界に関心が強いため、占い師や人の心を汲み取る仕事に就く人も多く、こういった仕事に出会って自分を取り戻せる人が案外多いのも一つの特徴といえます。
自分のマイナス感情にいかに素直に向き合えるかによって、人生が大きく変わることがあるので、本音を言える相手がいるかどうかがカギにはなりますが、人に対しても執着が強いため、猜疑心にさいなまれたり自分で自分を追い込んだりしやすいのではけ口を作るようにすることが大事です。家族思いで非常に思いやりの強い性格なのですから、そのことに対してもっと自信を持ったほうがいいと思います。もう少し明るさを表面に出した方がいいといえるでしょう。
ただし、独特の色気があり、異性にはもてるタイプの人が多いでしょう。それでも、どちらかというと、自分が好きではない人に思われる等、なかなか思い通りの恋愛運にはならないことも多く、離婚運があったり何かと家庭的には波乱がある配置になることは運勢上否めません。

芸能界では明石家さんま、郷ひろみ、近藤真彦、藤木直人、阿部サダヲ、阿部寛、瑛太などなかなかセクシー系というか、異性をひきつけるタイプが多いですし、女性は古手川祐子、菅野美穂、麻生久美子、高岡早紀、小林幸子、常盤貴子や沢口靖子など確かにきれいな人が多いのですが、どことなくみなさん恋愛においては結構肉食系?みたいに思えますが・・・。

Keyword:蠍座

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