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Astrology

月の持つ性質その9 射手座の月

Category:占星学・月の12星座分析

射手座というのはとかく守護星が木星であるところから、比較的ツキに見舞われる星ではあります。
ただし、月という感情面を示すところが射手座になっている場合、どちらかというと、この星の欠点であるところの「落ち着きのなさ」や「楽観過剰」というややエネルギーの空回りになるような傾向が出てきます。
よくいえばあっさりしていてプラス志向ではあるのですが、その分周りのことを考えずにモノを言う「無神経さ」が際立ってしまうことがあります。本人に悪気はないのであまり口論になる事はないので余計に本人は自分の言ってることが無神経だとは気付かない傾向にあり、今流行りの「KY」になってしまう場合があるので注意が必要でしょう。
この月は行動力があるというよりは、絶えず体の一部が動いているというタイプで、喫茶店にいても手で何かを触っている人や、身振り手振りを盛んに使いながら話をしているようなタイプに多いでしょう。あと、どこかに「いい加減さ」をもっているのも特徴で、それがどの部分かは人によって違いますが、時間にルーズだったり、部屋が汚かったり、整理整頓が下手だったり、基本的に何事も土壇場になって突然焦りだしてしまうような人が多く見られます。「用意周到」とか「事前の準備」などと言う事は全く頭になくて、旅行の準備などでも前日になってあれこれバタバタしているタイプでしょう。
あと、気前の良いのも特徴で、小さなことに拘らないため、やすうけあいをする傾向があって、約束なども一度にたくさんしてしまい、ダブルブッキングになることが非常に多いでしょう。
物事に計画性というものがあまりないので、常に「行き当たりばったり」のところがあります。雨が降ると言うのに傘を持つのが面倒だからもたないとか、どこかしら「なんとかなる」という楽観性があるからなのか、暢気に見えます。ところが土壇場でパニックになるため、周りを振り回すことがあり、何となく一人でバタバタしているようなイメージがあります。「サザエさん」のようなキャラクターはきっと月が射手座なのでは?とつい思えてしまいますが。
小回りがきく人も多く、基礎的な運動神経には恵まれています。「爽やかさ」はないものの、軽快なイメージはあり、なんとなく憎めないキャラでもあります。マイナス感情をすぐに忘れるところは非常にいいところでしょう。細かいところよりもまず全体的に物事を捉える能力にすぐれていますが、大雑把ともいえます。
やや気まぐれな傾向があり、一貫性がないところが困りモノですが、元が素直なので指摘してやればすぐに言うことをききます。その代わり同じミスをまた繰り返すので、学習能力があるとは言いがたく、よく言えば小さなミスは気にしない大胆な性格でもあるということでしょう。
ユーモアのセンスもあり、外国に縁のある人も多かったり、せっかちでドジな面はありますが、明るく元気なイメージを醸し出しているタイプが非常に目立ちます。ムラがあるところを修正すればもう少しスマートな印象に変わるのでしょうけど、そこもまた人間味があって面白いのかもしれませんね。どことなく三の線をいく感じの人が多いように感じます。

芸能界では、サンプルがどうも男性ばかりなのですが、男前でも何となくバラエティに出たり、面白いことをやるタイプが多いなぁと感じました。俳優さんでは緒方拳、浅野忠信、本木雅弘、吉岡秀隆、中井貴一などどこか「とぼけた味」のある人ばかりだと思いますし、お笑い陣に多いのも何となくわかり、内村光良、矢部浩之、今田耕司、浜田雅功などやはりすっとぼけた感じです。ジャニーズでも中居正広や山下智久など、人柄のよさがにじみ出ているようなタイプが見られます。
女性は少ないのですが、松下由樹や風吹ジュン、中山美穂、鶴田真由など癖のないタイプだと思います。あと、スポーツ選手にも多くみられ、タイガーウッズや野茂英雄、佐々木主浩や、フィギュアスケートの浅田真央と中野友加里はともにこの月をもっていて、海外に縁のある人ばかりだと納得しました。

Keyword:射手座

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