占星学の玉手箱

  1. >
  2. >
  3. 月の持つ性質その11 水瓶座の月

前のページに戻る

Astrology

月の持つ性質その11 水瓶座の月

Category:占星学・月の12星座分析

太陽にとっては水瓶座はあまり位置がよくないので、奇人変人扱いされたり、エキセントリックな人も多いように実際は思いますが、月だとそれが良い意味での「個性」となって出てきます。
月は感情面を司りますので、それが水瓶座にあるということは、人と違ったことをしたいという気持ちが強く、芸術面などで特に才能を発揮する人が多いでしょう。感覚的に「今風」というか、進取の気性があり、時代を先取りしたようなものを持っていて、なかなか奇想天外な発想を持っていたりして、表向き普通に見えるのに、意外な趣味を持っていたりする人にこの月をもつタイプが多かったりします。
あと、人に対して平等で、分け隔てをしない分感情移入をしないのでこの月をもつ人のモットーが「人は人、自分は自分」というもので、ある意味醒めているという印象や、愛想がないといわれることも多く、第一印象はあまりよくない人も結構います。ところがヒューマニティに富んでいて、比較的誰とでも友達になれるタイプが多く、とにかく慣れてくると面白いし、話がユニークだったり、発想も実に愉快です。
適度にフレンドリーですから、同性・異性を問わず友人が多いのですが、実は一人が好きなタイプで、つるむことを好みませんし、頑固さは内面に秘めていますが外には出ないのでよく相談事を受けたりします。
ところが本人は案外面倒で、自分自身があまり人に相談事などをしない性格ですから(自分の問題を人に言っても仕方がないと思う)適当に受け答えするのですが、それが的を得ているために、どうも、人と関わる仕事などに就きやすい傾向があります。人そのものが嫌いなのではないので、飄々としたその人柄が人気を呼ぶようです。
非常に強いタイプも多く、本気で怒ると怖いですし、相手が「ぐーの音も出ないような」ことを言って反論できるタイプが多いのです。とにかく堂々とした強さ、いざという時のハラの据わりかたはNO1でしょう。孤独に強いため、迎合しませんし、人にどう思われるだろうというような、他人の評価に左右されることは決してありません。
人のために涙を流す流すことはあっても、自分のことではほとんど泣きを見せないのも特徴です。ただ、心で思っていることと行動があまり一致しない面があり、本人はいたってお気楽なところがあるので、周囲はハラハラする行動をする割に本人は気にしないというタイプでもあります。型破りな面もありますから、突然とんでもないことを言い出す時があります。思い立ったらもう行動すると言う面もあるので、周囲を
悪気なく巻き込んで振り回す場合もあったりします。ただ、自分で自分の尻拭いはしっかりできるので、放置されても平気です。一筋縄でいかないし、何を考えているのか最後までわからないところもあったり、天邪鬼傾向はやはりありますので、恋愛面ではこの月が表に出すぎてしまうと、思い込みが激しくなったりしてハタ迷惑なこともあります。
しかも、自分が一旦決めたことは絶対に覆さない頑固さも相当のものですので、何でも自分で決めないと気がすみません。
概ね一匹狼が多かったりしますが、その割には人に好かれるのは常に自然体だからでしょう。毒舌だし愛想振りまかないし、気も強いのですが、そこに「嘘」や「気取り」がないのが好かれるのかもしれません。頭の回転の早い人も多く一芸に秀でたタイプが多いですから、自営業・自由業に向いているといえるでしょう。この月は決して軽くはないですがかといって暗いイメージがなく、概して楽天的で自信を持っているタイプが多いでしょう。

芸能人ではまずキムタクこと木村拓哉は代表格で、TOKIOの長瀬智也、堂本光一、国民的人気者として常に上位に選ばれる所ジョージ、お茶の間の顔になってしまった薬丸裕英、最近三の線が板についてきた三浦友和、つんく♂、タモリ、陣内智則、武豊など筋の通った人が勢ぞろいですし、往年のスター高倉健もそうです。
女性でも高島礼子や篠原涼子など、凛としたタイプや、荒川静香、竹内まりやなど自分の世界で決して媚びずに頑張っている人、眞鍋かをりや原沙知絵、大塚寧々など皆さん決して愛想がいいとか、かわいらしいタイプではなくクールビューティ-系ですし、どことなく筋の通ったタイプが多いので、やはりと頷けるタイプばかりだと思いませんか?

Keyword:水瓶座

占星学講座に参加してみませんか?