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Astrology

占星学とタロットカードの関連性 その2

Category:占星学・アラカルト

各星座とタロットカードの意味合いについては、「占星学とタロットカードの関連性 その1」でのべていますのでそれを参考にしてください。
今回は、生年月日によってアナタや大切な人の「パーソナルカード」と「ソウルカード」を知る方法をお教えします。
ただし、この方法もいくつかあるため、私自身が使っている方法をとりあえず書きますが、違うと感じる方もいるかもしれませんから、あくまでもどれが「正解」というのではないので参考程度にしてください。

[1] まず、アナタ(もしくは知りたい人)の生年月日を西暦に直してください。
例  昭和62年6月24日生まれ→1987年6月24日

[2] 次に、その数字をすべてひとつずつ足してください。
例 1+9+8+7+6+2+4=37

[3] 2で出した数字が一桁ならそのままそれが「パーソナルカード」になります。
10~22の場合、そのままのカードと、(タロットカードの大アルカナは0から22番までなので)さらに一桁に直した数字のカードと両方がパーソナルカードになります。
23以上の場合、22を引いた数字のカードがパーソナルカードになります。この場合も二桁になった場合はさらに一桁に直した数字のカードもパーソナルカードになります。
例 37なので、37-22=15(悪魔)と、1+5=6(恋人)の2つがパーソナルカードになります。

[4] 次に、2で出した生年月日の合計を使って、それをさらに一桁に直します。
例 37なので、3+7=10(運命の輪)と、1+0=1(マジシャン)の2つが「ソウルカード」になります。

<パーソナルカードとは>
その人自身の表向きの性質、外側から見える性質を示します。(占星学でいうところの月のようなもの)で、「タテマエ」というか、社会での姿に大きく関わってくる意味を持つカードになります。ですから、時と場合によっては変えることもできるので、いい性質ならいいですが、欠点の場合は修正可能です。

例 「悪魔」と「恋人」のカードをともに持つので、不思議な魅力のある人で、上手に使っていけばなかなか強かに生きられるかもしれません。ただ、コンプレックスや迷いは多く、本音をなかなか言わないため、一見すると「恋人」のカードだけが出てしまうと調子のよい、軽い振る舞いをする人に思われます。
でも、あくまでも「悪魔」がありますので、「恋人」は本当に表向きそうしているだけで、実際は何らかの問題を抱えている場合が多い人といえるでしょう。

<ソウルカードとは>
その人が本来持っている性質を示し、土壇場で出てくる性質でもありますから、ある意味変えられない本質のようなもの、占星学でいうところの「太陽」の性質だったりします。いわば、「ホンネ」のようなもので、出さないでいようと思ってもつい出てしまう性質だったりします。できる限りそのカードの持つ意味合いの、いい意味を使っていくといいでしょう。

例 「運命の輪」と「マジシャン」をともに持っていますので、もともとの運はよい人ですし、タイミングさえ合致したら、幸運を手に入れることができるはずです。そして、「マジシャン」のカードは「話術」「言語」「要領のよさ」を示しますので、会話がカギになります。思っていることを素直に表現して行く力をもともと持っているのですから運を掴んだら、大成功できると思いますし、何よりも対話が大事だといえます。

<2つのカードの使い方>
この2つに加えて、その人の星座対応のカードも使っていきます。

例 6月24日生まれですので、蟹座になりますから、カードは「戦車」です。
パーソナルカードとソウルカードに共通することは「要領のよさ」のようなものです。もともと明るく、要領のいい性質なのですが、「悪魔」によって迷いやコンプレックス、こだわりなどが言動を小さくしているようです。
「戦車」のもつ行動力を生かして、もっと人前で意見を言う機会を多く持つようにしていけば、道が拓けると思います。

このように、2つのカードの意味合いを上手にかみ合わせ、さらに星座対応のカードの意味合いも用いるとその人がいかによりよく自分の性格を使って生きていけるかという指針を与えることができます。

なかなか面白いので、皆さんもぜひ使ってみてください。
質問などあれば、メールをくださいね。

Keyword:タロット数秘術

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