金星による恋愛論その5　獅子座

さて、牡羊座から始まり、12回連載のコーナーの5回目ですが、恋愛運を見る場合、絶対に無視できないのがこの愛の星ビーナス、金星です。金星は女性にとってはその恋愛観を示す重要な星ですが（男性にとっては好みの女性のタイプを示します）太陽と48度以上は離れない、太陽に近い星なので獅子座の太陽を持つ人の場合、金星はその前後48度以内にあるため、

1　太陽が獅子座で金星が双子座
2　太陽が獅子座で金星が蟹座
3　太陽が獅子座で金星も獅子座
4　太陽が獅子座で金星が乙女座
5　太陽が獅子座で金星が天秤座

の5パターンしかないということになりますので、恋愛観も5通り出てくるということなのです。
それで、各星座の恋愛パターンが5通りずつありますので、これを毎回検証しようと思います。

1は真面目で重くなりがちな獅子座の中では比較的ざっくばらんな軽快さを持っていますから、特に恋愛面ではユーモアのセンスもあり、獅子座の持つ華やかさに加えて双子座の軽やかさがよい意味でブレンドされます。
そのため、友達っぽい気さくな恋愛観を持つので、男女問わず友人の多いこのタイプの人の恋愛は、特に俺様気質になりやすい男性にとっては、会話を楽しめる聡明な女性を好む配置になりますから、楽しいです。
さっぱりしている女性も、男性的ですが、性格のきつさより、面白さが前面に出ると言えます。
芸能界の例・・・松方弘樹、高島礼子、ジャガー横田（みなさん結構三の線でいけそうな・・・）

2は獅子座の華やかさはありますが、特に女性の場合、もともとはもちろん女王様気質なのですが、男性の前だと結構甘えたり、女としての特権を上手に使うため、同性にはあまり好かれない場合があります。
ただ、このパターンの女性は男性にはもてるケースが多いでしょう。一見するとあまり気が強そうに見えない場合もあったりしますが負けん気も強いし、本来は気の強い女性です。男性は家庭的な女性を好む、典型的な亭主関白タイプの獅子座の男性ですが、やはり甘えん坊気質を持っています。
芸能界の例・・・貴乃花親方、パクヨンハ、戸田恵梨香、蒼井優、菅野美穂（女性はなるほど…の感じ）

3は太陽も金星も獅子座ですので、裏表のない性質になってきますが、獅子座特有の豪快なイメージのまま恋愛するので、派手な印象にはなってきます。
正々堂々とつきあう傾向もあるのですが、同時に理想も高く、女性の場合、相手にそれなりの地位や収入を求めるでしょう。男性の場合は非常に判りやすいキャラで、華やかで気の強い女性を好み、そんな女性を落とすことにプライドを持つようなタイプでしょう。
男女とも裏表はないですが、女性はその華やかさゆえ、ねたみを買いやすい傾向は否めません。
芸能界の例・・・水川あさみ、檀れい、奥菜恵、華原朋美（みなさん奔放なタイプかも）

4は圧倒的に多いパターンでして、ほとんどの芸能人がこのパターンになります。性質は真面目で堂々としているのですが、恋愛においては完璧を相手に求めるなかなか難しい傾向があります。特に女性は相手のことを大好きでも、嫌いな部分が見えるとたちまち嫌いになるという変わり身の早さを持っています。
恋愛に溺れにくいうえ、プライドも高いため、素直になれない損なタイプです。男性は完璧な女性を求めるなかなか気難しい傾向があるため、なかなか結婚しないケースもあります。
芸能界の例・・・伊藤英明、速水もこみち、中居正広、篠原涼子、米倉涼子、天海祐希、友近（まあ、独身の獅子座芸能人はほぼ全員このタイプです。自慢できるパートナーを探し求めるのかも）

5は恋愛面で自分を高めたいと思うようなおしゃれな恋愛観を持っています。感じのいい女性が多いし、自分自身に嘘をつかない性格で非常にさわやかでオトコマエなタイプですから、意外と男性を自分が引っ張っていくタイプだったりして頼もしいでしょう。男性はなかなかのプレイボーイが多かったりするパターンなのですが、おしゃれできれいな女性を好むため、美男美女カップルになりやすいでしょう。恋愛を一種のステイタスにする様な一面も持っています。
芸能界の例・・・吉岡秀隆、北川景子（北川景子さんはまさに美男美女カップル、という典型ですね）

獅子座はとかく華やかさが先行してしまいますが、実は一旦恋愛すると一途だし浮気性ではないのが本質です。
ただ、誇り高い星ですから、女性の場合はなかなか甘えられないタイプが多いでしょう。その点金星が蟹座だと、普段は気が強いのに、ふと弱さを見せる事が上手ですから、そのギャップが魅力になるケースが多いでしょう。
獅子座出金星が乙女座生まれの女性の恋愛・結婚がなかなか厄介なケースが実際多く見られますがその他は比較的素直なので幸せな恋愛・結婚ができる人が多いでしょう。