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Astrology

四区分(エレメント)その1火象サイン

Category:占星学・基礎知識

占星学は4つのエレメント「火・地・風・水」に分けることができますが、まずは「火」の星座と呼ばれている星座について述べてみたいと思います。

火のエレメントは形には見えるので現実的な側面を示しますが、その中でも直観にあたるもの、エネルギーや精神力などを司ります。最も原始的なエレメントになりますので火が燃えてやがて消えるようにストレートで、単純明快です。
火の星座はすべて男性宮です。

牡羊座は火の中でも活動宮、すべてにおいて積極的で行動力があり、何事も先陣を切って行く進取の気性をあらわします。
獅子座は不動宮なので、どちらかというと闘志を内面に持っていて、エネルギーは活発ですが同時に頑固な一面もあります。
射手座は柔軟宮ですから、活発で明るいですが、激しさよりも精神性を大事にする星ですし、当たりが柔らかいです。

火の星座3人で行動した場合、一般的にエレメントが同じ者同士は相性は良いとされていますが、それは、エネルギーが外向的であるところが同じですので、一緒に旅行する場合割とアウトドアなどを楽しむというような点で気が合う場合が多いからです。例えばキャンプに行くとして、行き先を決めたり宿を予約したりする速さはもう、牡羊座の真骨頂ですが、具体的に計画を立てて所要時間を調べたり、おいしい店を見つけたりするのは獅子座の方が得意ですし、万が一天候やスケジュールが予定通りにならなかった場合に臨機応変な対応が得意なのが射手座ですから、それぞれが得意分野を生かして行動すれば楽しい旅になるでしょう。食べるものでも、ややこだわりを持つ獅子座も、牡羊座が「焼肉にしよう!」と言ったら雰囲気の良い店を見つけるでしょうし、射手座は何でもOKですから変に一人が「魚がいい」というような問題は起きないのです。

買い物に行く場合、このエレメントは直感型なので、パっと決めますから買い物が早く、合理的ですし、これがほしいと思ったものしか探さないのでスムースです。衝動買いが多くなるのもこのエレメントの特徴ではありますが。

火の直感型が弱いのが感覚です。何でもパッと決めてしまうので、きちんと形や値段などを見ないでものを買う傾向は否めないでしょう。
あまりネガティブにはならず、感情が後を引かないところは長所ですが、概して直情径行型ではあるので、先走って何か重大な決断をしてあとから後悔することもしばしばです。それでも、牡羊座はまあ、済んだことは仕方がないと思えますし、獅子座はやや引きずりますが、プライドが高いので間違いをプラスに切り替えますし、射手座はほとんど気にしないで同じ失敗をまた繰り返したりもしますがケセラセラだったりします。概ねあっさりしているというのが基本にあります。
火は燃え盛り、消えたらもう二度とつかないような感じでしょうか。
後ろは振り返らないという性質がだいたいにおいて根幹にあります。

さしずめ牡羊座は火炎放射器のように勢いの良い火で
獅子座は奥底に同じ炎を燃やす種火のようなシンの強い火で
射手座は柔らかい暖炉の火(灯)というようなイメージでしょうか。

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