インフォメーション

  1. >
  2. >
  3. メンターのメンター

メンターのメンター

私のような仕事をしていると、どうしても自分のことは占い師だから自分で何でも解決できるのではないかと思われてしまうため、むやみやたらと人に相談することもできずに悶々とする場合があります。

自分のことは正直、冷静に判断できないので、占星学で時期的にどうだというようなことはわかりますが、心情的な問題になってくるとどうしても客観的な意見を仰ぎたくなる場合があります。意外と冷静でもなければ穏やかな性格でもないので・・・。

6月は本当に大きな決断を促されることがあったのですが、結局私は自分のことを自分で判断できかねてしまい、いろんな人に聞いてしまいました。

どうした方がいいのかは、概ねわかっているのですが、心の声がどうしてもそれを許せず、運勢よりも心の声に従ってしまいました。

要するに「~すべき」より「~したい」という欲求のほうを優先させてしまったので、それが果たして正しい結論だったのかはわかりません。

こういう仕事をしていても、私にもメンターはやはり必要です。ただ、やはり寄り添ってくれるメンターが必要だなと思いました。正しいか間違っているかなどより、今の悩んでいる私の気持ちにとりあえず寄り添ってほしい…そんな思いが強かったのですが、これも仕事柄か、強い人間だと思われてしまう節があって、いや違う、今は弱い部分を認めてほしいだけなんだと言いたかったのですが・・・。

私は悩んだ時、叱咤激励や手厳しいアドバイスではなく、やはり気持ちを汲んだうえでの助言が欲しいんだと思いました。

自分自身もこういった仕事をしていて、やはりクライアントさんの性格を理解しつつ、厳しいことを言ってもOKな時期かどうか、精神状態が今大丈夫かどうかを見極めて厳しめなことは言うようにしていますが、やはり相手そのものを否定したりすることだけはしないようにしています。

辛い時に頑張れとか、変化を起こせと言われるとものすごくプレッシャーになるものです。

常に頑張っているつもりですし、今は頑張れないし頑張りたくないというときもあります。

私はそんなに強くない!と言いたい6月でした。

今年も半分すぎました。下半期は、できるだけ流れに任せたいし、なるようにしかならないから、なるようになると思うしかないんだなと思います。

梅雨はこれからが本番のようです。私の心も梅雨のようですが、

やまない雨はない

という言葉を刻むしかないです。

 

»«