火星が本拠地に長居します

火星がルーラー（守護星）である牡羊座に来年1月まで行ったり来たりして長期滞在します。

火星は2年に一回同じ星座に長く滞在しますが、今年はルーラーですから良くも悪くも火星の威力が強くなります。

良い意味ではエネルギッシュになるので、通過するハウスの事象に対してやる気が出たり、頑張る原動力になります。

ただし、火星は争いも引き起こす星ですから、アグレッシヴな分、喧嘩腰になることもありますので、通過するハウスに関してのトラブルにも同時に気を付けて臨まなければなりません。

火星ととくにライツがハードアスペクトになる活動宮の人にとってはなかなか刺激的というか、熱量の多い時期にはなるため、活動宮の特に第三デーク（20度から29度59分まで）にライツのある人は、山羊座に停泊中の冥王星ともハードアスペクトになりますので、8月～10月にかけては特に気をつけましょう。

地の星座が多く、現実的にならざるを得なかったコロナ禍ですが、火の星座が活動開始するにはもってこいの時期がやってきました。火の星座は前向きではありますがやや結果を焦る星ですから、じっくり考えずにただ飛び込むとやはり失敗します。

今月は金星も長期滞在中の双子座で順行しますから、柔軟宮にとっては穏やかな配置です。

不動宮の人は引き続き天王星に影響を受けますが（特に第一デーク、0度から9度59分までにライツのある人）火星のパワーを動かない自分自身に対しての起爆剤にすると有効かもしれません。

活動宮はただでさえじっとしていることが苦手な上に、火星が拍車をかけてきますから、冷静な判断が必要になってきます。特に相手のあることに関しては相手の感情に対して「売り言葉に買い言葉」にならないで、自分をしっかり持っておくことが肝心です。

私も山羊座、第三デークではないですが、なかなかハードな時期であることには変わらないので、4ハウスと5ハウスを往来する火星に惑わされず、感情的に物事を処理しないように気を付けて行動したいと思います。