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血液型占い

血液型占いというのは、2000年ごろにはもう、本が出たり、テレビ番組でも取り上げられるなど、大ブームでした。
ところが、最近ではなんと「血液型ハラスメント」なるものまであるそうで、特定の血液型の悪いところばかりをあげつらうような傾向があったりして、就職試験の面接などで血液型を答えたら場合によってはそれが合否の基準にまでなることもあるそうで、確かにそういうのは行きすぎだと思いますが、大学の研究で、血液型と人の性格には関連性が見当たらないという結果が出たそうで、そのうち「星座と性格の関連性もない」という学術的な結果が出たりするのではないかと思ったりもして、占いというものがどうも、非科学的だとか、根拠のないものだと言われている節はまだまだあるようです。

う~ん・・・・占いというのは、確かに当たり外れも大事かもしれませんが、参考にして楽しむもの、という感覚で捉えられないのかなぁと常々思います。
そんなに目くじら立てて反発されるようなものなのでしょうか?

もしそうだとしたら多分、ある種の「決めつけ」のようなものが原因していると思います。
血液型にしたって、4種類に人間を分けるなどナンセンスだということは誰しもわかっています。でも、なんというか「あるある!」みたいに楽しむためのものとしてなら、場を和ます話題の一種にもなるし、なんとなく共感を呼ぶ場合だってあるわけです。

就職試験での自己紹介欄で血液型を問うのをやめる方向に行くそうですが、なんというか、ちょっと残念だなぁと思います。血液型が問われないのが残念なのでなく、考え方が・・・。

私も、鑑定の際に、参考程度に血液型を答えてもらっているのですが、これもハラスメントなのでしょうか?だとしたらもう、何も問えなくなってしまいます。
本当にあくまでも参考なのであって、どの血液型だからダメだということは一切ないのですが・・・。
なんというか、場合によっては悪の根源のように言われてしまうB型ですが、私は個人的にはB型の人は好きで、以前勤めていた出版社には、B型が多く、ある種のクリエイティヴな会社は「B型求む」というところさえあったのです。昔はすべてにおいて、なんというか、もっと人間に余裕があったように思います。

占いは信じるものではなく、正直、いい部分だけ喜んで、もし悪いところをいわれても参考にすればいいのです。もちろん、私たち占い師も、真剣に鑑定していますし、その人が自分自身のいい面を見つけてほしいから、私などはどちらかというと、未来予測を当てることより、その人の良さをきちんと把握してもらうためのツールだと思っていますので、カウンセリングのツールになっていますので、血液型もその一つなのです。

12星座や血液型、干支などによる性格分析は決してあながち間違いではないと思うのです。

なんだか、いろんな研究がなされることはもちろん大事でしょうけど、夢がないというか、誰も別に血液型だけで人を判断しているわけではないのになぁと少し悲しくなりました。

どの星座にもいろんな性格の人がいますし、血液型などましてや4種類なのですから、もちろんいろんな人がいるのは当たり前なのに・・・。

もちろん、悪い面だけをピックアップしてそれが判断基準になって人生の局面で被害に遭う人がいるなら、問題なのですが、そういう偏見はどの世界でもあることだし、もっと、いい面をピックアップしていけばいいのにと思います。
A型の協調性はやはりサラリーマン社会においては不可欠ですし、O型の物怖じしないところは営業向きだとか、B型のクリエイティヴな感性、AB型の論理的思考力などは長所だと思うし、それが当たっていない人ももちろんいますが、当てはまる人もいるわけです。それだけのことなのです。ちなみに私はO型ですが、営業など大嫌いですし、向いていません。だからといって、今まで面接で自分でも営業が不向きだと思うから応募したことはないのですが、やはり人と接する仕事は向いているかもしれません。(以前は向いてないと思っていましたが)別に血液型を意識しているわけではありませんし・・・。

まあ、話のネタにはなるので、それに目くじらを立てる人は多くはないと思いますが。

占いというものがいつまでたっても娯楽の域を出ない原因なのかもしれませんが、決めつける言い方をするからいけないのであって、一つのパターン化にはなっているというだけだと思うのですが・・・。

世の中の人はみんな、そんなことを鵜呑みにするほど愚かでもないのになぁと思います。
山羊座は真面目だ、と言われますが、そうじゃない山羊座もいっぱいいるわけで、だからといってその人は怒り狂ったりはしないのです。

なんだか、了見の狭い人がいるんだなぁという気になりました。

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