ジプシータロットの並び方

ジプシータロットの奥義は省きますが、22枚の大アルカナのみを使って年運を観るのによく使いますが、今の月から12ヶ月分カードを並べて、1年間の運気を観て行きます。(今が４月だったら４月から来年３月まで）

で、カード12枚の並び方でだいたい何月ごろに節目があるとか、気になるところをピックアップするのですが、もちろんこれは、9月にタワーが出ているから9月1日～30日までが大変危険だというのではありません。
だいたいの流れなので、9月ごろが一応タワーという意味で変化運なのですが、その周辺のカードとの兼ね合いにもよるので、タワーのみ単一で目立っているケースもあれば、周辺に死神などの不吉なカードが一緒にあればやはり要注意時期ということになります。

時期を占星学で照らし合わせてみると結構これが合っているのです。
今年は大きく、木星が10月以降天秤座から蠍座に移行するため、流れが変わるのはどの星座も同じですから、結構このジプシーでも、10月以降のカードががらっと変わるという感じで出てきます。

あと、嬉しい並びを発見するとき、占い師冥利に尽きるのですが、「女帝」と「皇帝」という夫婦のカードがペアで並んで出てくる場合、確率的にこの2枚が並ぶということはかなり低いのに、出てくる場合があります。
これはまさに、カップル成立カードなので、彼氏ができたり、結婚が決まったりする暗示のカードとして割とハッキリ告げることができます。
今月になってこの並びが2人いました。
一人の方がお相手がまだいなかったので、ハッキリと彼氏ができると言えるカードでした。もちろん時期はだいたいのものなんで、ずれますが・・・。
もう一人の方は、一応それらしきお相手がいらっしゃるのですが、ハッキリ結婚を言われたわけではないそうなのですが、ちゃんとこのカードが並んで出たので、結婚を断言できるようなカードでした。
驚いていらっしゃいましたが、いろいろご苦労されていた末にやっとつかめそうな幸せなので、ぜひとも掴んでほしいです。

他にも、最終予想に女帝の正位置が出て、それが妊婦に見える時があります。その時は妊娠・出産を暗示する事が多く、今までに結構当たってきたカードなのです。
ただ、これも、一緒に出ているカードによっては単に女性性だとか恋愛のカードにしか見えないこともあり、要するにイメージの世界です。
大アルカナだけなので、余計にバシッと出るのですが、読みが結構難しいのがこのジプシータロットなのです。
私のＨＰでは一枚引きで遊べますが、ああいった感じで「今日の一枚」というように引いてみると結構楽しいですよ。