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Astrology

憎めない人

Category:有名人ホロスコープ分析

どことなく憎めない人って、いますよね。同じことを言っても、嫌われてしまう人と、そうでない人・・・その違いってなんなのかと思うのですが・・・。

タレントのローラは、最初に見たときは、一切敬語を使わないし、「なんなの、この子?」と思っていたんですが、いつ見てもキャラが同じだし、そこに「媚び」がまるで感じられないので、見ているうちに、彼女のタメ口には何の悪意もなく、裏表のないキャラは作り物でもなんでもないのだなと確信してからは、むしろ好感を持てるようになり、世間の人気も私と同じ感覚になったかのように最近では人気者になっていますね。

彼女の場合、タメ口ではあるのですが、「品」があるのです。そこに嫌われない理由がありますし、さらに「いつも笑っている」ので、見ているこちらも楽しくなってしまい、彼女が「徹子の部屋」に出たものをYOUTUBEで見たらもう、圧巻だったので、「この子は本当に性格のいい子なんだな」と思いました。

1990年3月30日の牡羊座・・・だからか、どうりで色気はないですね。
でも、月が牡牛座で、マイペースなのも何となくわかります。
太陽牡羊座・月牡牛座の組み合わせは実に大物に多い配置で、ライツがともに「高揚の座」なので非常に品があるのです。同じ組み合わせを持つ人には、やはり天然系で人気の綾瀬はるかさんや、元巨人軍の桑田真澄さんなどがいますが、みなさんマイペースでどちらかというとおっとりしていて「マイワールド」を持ちつつ、一種の品はあるし、決して媚びない感じもあるますし、シンの強さを持っていますね。

なんというか、「本番に強い」というような度胸もあるように思います。

ローラの場合も、意外とトリンは少なく、スクエアが結構多いのです。
お父さんがバングラデシュの人で、彼女がまだ小さい頃に両親が離婚し、お父さんは中国人の継母と再婚したので、彼女は何度も日本と外国を行き来したりして、継母に育てられたのでそんなに順風満帆に育ったわけでもないと思います。でも、自分の境遇を全然卑下したりしないで、すべてを肯定的に受け止めていけるという素直な感性が、彼女のあの独特のキャラを形成したんだと思います。

彼女はオポジションを「土星」によって「調停」しているため、やはり年長者を敬う気持ちが備わっていると思います。敬語こそ使いませんが、相手をばかにしているのではなく、フレンドリーなだけであって、ちゃんと礼儀はわきまえていますし、相手の話を聞いています。
木星と天王星のオポジションに対しても冥王星が調停しているし、重みのある惑星がすべて調停の役割を持っているので、一見破天荒な言動も、実は何も考えずに発言しているのではなく、相手を尊重した上での言動なので、相手は腹が立たないんだと思います。

さらには、彼女はなんと、柔軟宮が一つもありません。要するに「芯がぶれていない」人なのです。
タメ口というあのスタイルを変えようとはしませんし、自分に正直にいつも生きている感じだし、頓珍漢なことを言ったあとに自分で「意味なかったね」と訂正するし、ノリツッコミもできます。「KY」とか「気まぐれ」という要素は実は少なく、頭の回転も速いと思います。

牡羊座の持つ負けん気を非常にいい形で嫌味なく出せる人なんだろうなと思います。
万人に受ける理由には、金星と火星がともに水瓶座であり、ヒューマニティに富んでいるというのもあります。分け隔てなく「人」が好きなんだろうなという感じですから、誰とでも友達になってしまえます。

木星も土星も品位が良いので、彼女の星はほとんどの惑星が品位がいいというのもまた、幸いしています。
決して明るいだけの人生ではなかったはずですが、そんなことはどこ吹く風、彼女は今自分がテレビで人気者になっているという事実におごることもなく、感謝の気持ちが強いのだろうなという気がするのです。

楽しそうな彼女を見ているとこちらも笑顔になってしまう・・・生来のエンターティナーなんだと思います。
同性には結構手厳しいうちの次女も、ローラは好きだと言っていました。

確かに「わざとらしさ」がないので、彼女は好感持てますね。

Keyword:性格アスペクト

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