かわいいオンナ

「かわいいオンナになれなかった…」と言って離婚した西川史子さんですが、以前は確かに高慢でヤな女だなと思っていたのですが、正直で、礼儀正しく、育ちの良さはやはり出ているし、案外裏表のないいい人なんじゃないのかなとだんだん好感度はアップしました。
だからなのか、割と歯に衣を着せないものの言い方をしますが、基本的に言っていることはさほどずれてないし、まあ、嫌いな人は嫌いだろうけど、私的には、表面的に優等生みたいな言動しかしないようなタレントよりずっとましかなと思っていました。

ホロスコープを観たらやはり牡羊座・月獅子座なのでまあ、見たまんまの人ですね。
テレビに出るのが趣味だそうなので、月の獅子座の「目立ちたい」願望はあるんだと思いますが、太陽・月・木星のグランドトリンがあるので、基本的にお嬢様であまりすれてないのだろうと思います。
裕福に育っているので、それが彼女の中では当たり前の価値観になっていたのだと思います。

でも、ご本人が言うほどかわいげがないわけでもないように感じます。
金星が魚座で火星が山羊座ですから、尊敬できる男性の前だったらきっと、三歩さがって・・・みたいな古風な一面があると思いますし、生来のロマンチストではあると思います。

ただ、一般的に「金星・火星」（恋愛に必要な星）と「太陽・月」（結婚に必要な星）とのギャップが激しい女性は、なかなか異性、特に好きな異性の前で素直になれない傾向があるようです。
西川さんもきっと、金星・火星でかわいいオンナになりたくて、金星と火星寄りの男性を選んだのかもしれませんが、ライツが火の星座で、火星と天王星との凶角を持っていたので、これはもう、離婚運を示しますから、あまり結婚向きではありません。社会性が強く、やはり自分が前に出たい性格ですから、それを無理に抑えてまで生活するのは苦痛だっただろうと思います。

このような星を持った人、案外いるのですが、絶対に離婚するのではありません。金星と火星寄りの生活をすればいいのです。ただ、タレント活動をしていた西川さんのような人の場合は、やはりそれは難しかったでしょうね。

ライツが女性星座で、金星・火星が男性星座の人はまだ、結婚後家庭におさまる場合が多いのですが、逆のケースは、結婚しても社会との関わりを断つのは難しいですから、ご主人よりも稼いだりしてしまうとやはり難しくなるのです。男性はおとなしいタイプの人であってもやはりプライドは持っていますから、妻があまりにも自分よりも上に立たれたら面白いはずはないと思います。
ましてや、西川さんのご主人だった人は、一般の人なので、やはり妻が芸能活動をし、ストレートすぎる性格なので家のことを結構あからさまにしゃべったりしているのも心地よくなかったと思います。

元来が男っぽい性格なのに、恋愛面だけやたらオンナになりたがるため、厄介です。
以前常連だった方で、ライツが男性星座で金星・火星が女性星座の人がいて、社会的にはかなり地位もあったのですが、いつもダメンズとばかりつきあっていて、なかなか結婚には至りませんでした。
サバサバしている割には恋愛すると重たくなるタイプなので、ずっと私は年上男性で、地位のある人を勧めてきましたが、割と遅くに、やっと理想通りの方と結婚し、今は幸せです。

要するにこういう星の人は実はかわいいオンナであっても、素直にそれを出せないので、ライツ寄りの相手を選んだ方がうまく行きやすいと思います。

西川さんの場合だともっと男気にあふれ「俺についてこい！」みたいな今の時代には希少価値の男性が合っていると思います。
彼女の派手好きでキツイ性格も「正直なだけなんだな」「本当はさびしがり屋のくせに」と余裕のテンションで放置しておいてくれるような懐の大きな男性なら、彼女は本当にかわいいオンナになれると思います。

気の強い女性は案外シンは弱いケースが多いので、結婚しても好きなようにある程度させておいてあげれば、機嫌よく明るく動いてくれます。

知り合いで、やはりライツが男性星座で、結婚前はバリバリ仕事をし、恋愛の星である金星・火星が女性宮ですから、美人だし、奔放な男性経験を持つ女性がいましたが、月星座にのっとった、経済力があっておとなしい男性と結婚し、子供ができて今は本当に幸せです。
彼女はまた社会復帰した場合はやりすぎないように気をつけなければいけないですが、こういう人は、結婚後は金星・火星は封印する方がよさそうです。

離婚運があっても、やり方一つで続けられるのが結婚生活だし、同時にいくら結婚によい星を持っていようと、だからと言って胡坐をかいて努力をしなかったらうまくいきません。

でも、相手のことは一切悪く言わず、自分が悪かったんだと素直に認めていた西川さんはかわいいオンナだと思いますけどね・・・。