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Astrology

金星による恋愛論その8 蠍座

Category:占星学・金星による恋愛論

さて、牡羊座から始まり、12回連載のコーナーの8回目ですが、恋愛運を見る場合、絶対に無視できないのがこの愛の星ビーナス、金星です。
金星は女性にとってはその恋愛観を示す重要な星ですが(男性にとっては好みの女性のタイプを示します)太陽と48度以上は離れない、太陽に近い星なので蠍座の太陽を持つ人の場合、金星はその前後48度以内にあるため、

1 太陽が蠍座で金星が乙女座
2 太陽が蠍座で金星が天秤座
3 太陽が蠍座で金星も蠍座
4 太陽が蠍座で金星が射手座
5 太陽が蠍座で金星が山羊座

の5パターンしかないということになりますので、恋愛観も5通り出てくるということなのです。
それで、各星座の恋愛パターンが5通りずつありますので、これを毎回検証しようと思います。

1は蠍座の洞察力と、乙女座の神経質さがミックスされていて、なかなか異性を信用しないし、一筋縄でいかないようなタイプでしょう。このタイプの女性は、要人深く簡単には異性を好きになりません。意外と私生活は地味だったりミステリアスなため、何を考えているのかわからないと思われがちです。男性の場合はおめがねにかなう女性がなかなかいないなど、結婚は概して遅くなりがちでしょう。自分をさらけ出すことがあまり得意ではないため、ごく一部の人にしか本音を言いません。自分を変えないため、恋愛においても頑固さが強調されるし、決して付き合いやすいタイプではないかもしれませんが、一途だし決して裏切らない分、相手の裏切りも許さないかも。
芸能界の例・・・堀江貴文、坂口憲二、原日出子、小倉優子、菜々緒(う~ん、結婚は何かと難しそうな人が多いですが、再婚だとうまくいくかも)

2は、蠍座と天秤座のコンビネーションで、天秤座で金星が蠍座の人の逆パターンですが、ミステリアスな蠍座の中では比較的社交性もあり、対外的には明るく見えます。でも根は蠍座なので、表の顔と裏の顔が意外と違います。女性は金星のせいで愛想がよく、異性の友人が多いタイプですが恋愛対象とそれ以外をしっかり分けています。ただ、案外八方美人なので誤解されやすいタイプが多いでしょう。男性はやはり金星の天秤座はメンクイですから、女性にはそれ相応の謙虚さや家事能力などを求めます。概してしっかり者が多いので、家庭にはいれば安泰です。
芸能界の例・・・木村拓哉、岡田准一、田中将大、田中美佐子、東尾理子、内田有紀(確かに、地に足がついているイメージはありますね)

3は典型的な蠍座のタイプで、いぶし銀のような芯の強さを醸し出す人が多いでしょう。自分の性質と恋愛した時の性質が一致していますから、自己矛盾はないですし、しっかりとした鑑識眼を持ち、女性の場合は特に強く良き妻・母親になれそうなタイプでしょう。ただし、怒ったときの怖さも半端ないでしょう。男性はいわゆる「渋い」タイプが多いのですが、それゆえかなかなか身を固めないようなタイプもいたりして、自分を曲げないためか、頑固で融通の利かない面もあったりしますし、割と同性同士の友情に厚いところがあります。女性と男性でやや印象が異なりますし、恋愛経験は割と豊富になりがちです。
芸能界の例・・・城島茂、長瀬智也、加瀬亮、渡辺満里奈、千秋、深田恭子、仲間由紀恵(男性の例はみなさん独身貴族ですね)
 
4は蠍座の深さと射手座の軽さという、一見すると正反対の性質が同居していますので、それが人間的な魅力になるケースがあります。蠍座の中では比較的明朗快活なタイプが多いし、女性は自分から好きにならないと納得しないというはっきりした恋愛観を持つため、肉食系になりますし、自分から行動することを厭わないタイプが多いでしょう。男性も、アクティヴで明るい女性が好きですし、男気があり、子供好きだったり、精力的に働くタイプが多いのでこのタイプの男性を夫に持つと守ってもらえるという安心感があるでしょう。ただし、好奇心を抑えられる方ではないので、浮気の可能性はあります。
芸能界の例・・・伊原剛志、前園真聖、山本耕史、錦戸亮、キンタロー。尾野真千子、木村カエラ(確かに男性は浮気しそうなイメージが・・・)

5は蠍座と山羊座のコンビネーションですから、何ともちょっと怖いイメージになりがちです。何事にも真面目だし、エネルギーも内在していますのでタフだし蕭蕭のことではへこたれません。恋愛面でもひとたび好きになったらとことん愛し抜くような、ある意味命がけというような世紀の恋愛を求める傾向があります。女性はなかなかボルテージが上がりませんが、鉄瓶のようにひとたび熱くなればそう簡単に醒めません。男性は外見などよりも女性の「強さ」や「生命力」に惹かれる傾向があり、いずれにしてもヘビーな恋愛観を持っていますので別れ話になった場合かなり厄介になるケースが多いでしょう。
芸能界の例・・・戸次重幸、及川光博、片瀬那奈、指原莉乃、峯岸みなみ(う~ん、確かに実態がつかみにくいような人が多い気がします)

蠍座は不動宮の中でも最も何事も「深みにはまる」と言ったタイプが多いだけに、こと恋愛面では自らが情が深いだけに、相手にもそれを求めると修羅場になるケースが。金星が天秤座や射手座にある場合は割と味のあるタイプになるため、結婚すれば家庭的になるのですが、それ以外でなかなか結婚まで至らない場合、恋愛経験ばかりが多くなったり、離婚率も案外高めなのです。それはひとえに、一途なせいで、相手の浮気を許さないというタイプが多いからかもしれません。月が柔軟宮にあるなど、柔らかい星が個人天体にある方が生きやすいかもしれません。

Keyword:蠍座金星

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