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Astrology

おとなしい

Category:占星学・12星座シリーズ

とは、辞書によると
「穏やか・素直・従順なこど」
と書かれています。これは結構プラスのイメージになっているように思います。
でも、一般的には
「無口・地味・目立たない」
というようなマイナスイメージのほうが多いのではないでしょうか?

だからなのか、凶悪な犯罪を犯す犯人の過去などを聞くと、必ずと言っていいほど
「あのおとなしい子が・・・」

と言うのが多いと思いませんか?

私自身も、高校生までは誰からも「おとなしい」としか言われたことがなく、自分でもそう思っていたのですが、そう言われて嬉しいと思ったことはなく、どちらかというと自我の強い面もあるし、自己主張は強い方なのに、それを大勢の前で言えない「内気さ」が「おとなしい」と思われていたにすぎなくて、自分ではそう言われることが不本意で、どうにかそういうキャラを変えたいと思っていました。
なので、犯人の場合は極端ですが、やはり「おとなしい」と言われることが嫌だったのではないかと思いますし、「おとなしい」という評価の中に、自分では「目立たない存在」だというイメージを持っていたと思います。

人間には自己顕示欲がありますから、目立つのがいくら嫌いだという人でも、存在感がないというのは嫌な筈です。

12星座の中でも、一般的には女性星座のほうが「おとなしい」という分類にはなるのですが、どの星座でも、やはり大人しい人もいれば、そうでない人もいます。
そこでまたまた登場の12星座シリーズで「おとなしい」人を取り上げてみたいと思います。

牡羊座・・・一般的には裏表がないので、「おとなしい」という表現とはほど遠い人が多いが、実際におとなしいタイプも存在します。ただ、この星座の場合は、従順で素直というプラスのイメージのおとなしさで、案外中身は熱く、物事に熱中するタイプで、ただ、静かに一人で熱中しているために「おとなしく」見えるだけ。

牡牛座・・・動作がゆっくりしていてマイペースなのと、瞬発力に乏しいため「おとなしく」見えることがあります。機敏ではないので「穏やか」なタイプは多いでしょう。芯は強いのですが、普段は文字通り牛のごとくゆったりしています。ただし、怒らせるとこの星は「窮鼠猫をかむ」になる場合がありますから要注意です。

双子座・・・饒舌な星No1ですので、「おとなしい」とは無縁なのですが、月や金星、水星が牡牛座か蟹座にある場合は「おとなしい」ケースがあります。神経質なので、学童期や幼少期は意外と「引っ込み思案」で、この星は決して自ら前に出ようとする星ではありません。ただ、大人になると「おとなしく」なくなります。

蟹座・・・「内弁慶」「内気」ゆえの「おとなしい」という評価をされることがあり、人見知り(特にA型の場合)なため、そう思われますが、自我の強さは群を抜いていて、自己存在価値を求めるのでおとなしいと言われる事を好まない。ゆえに感情のバランスを崩した場合、猟奇的になるケースが多々見られます。

獅子座・・・不動宮特有の「頑固さ」が「余計な事を言わない」という意味で「おとなしい」と評価される場合があるし、自分を持っているため、周りの評価を気にしないタイプは案外大人しいし地味。ただし、情熱を秘めていて、プライドは高いため、おとなしいからとバカにされたりからかわれたら、思わぬ逆襲をする残忍さも。

乙女座・・・神経質で潜在ゆえ、慎重に相手の動向をうかがっているところがあるので、「内気さ」「従順さ」が前面に出るタイプがいます。本来口はたつし辛辣なのですが、人に嫌われたくないがために、公共の場では比較的ネコを被っているケースが。慣れた間柄では理路整然と喋りますが、気質はクールゆえ大人しいと言われる。

天秤座・・・持ち前の「感じのよさ」が「素直」さとしてよいイメージで「そつのなさ」としてのおとなしさに繋がる場合が。品のよさを持っているため、うるさいタイプは少ないが、「欠点のないのが欠点」といった個性のないタイプになるケースが。ただし自分でおとなしいという評価を嫌がっているケースは少なめと言える。

蠍座・・・「寡黙」なためおとなしいという感じに観られる事が多いタイプだが、本当はツボにはまったり、お酒が入ると一気に饒舌になる場合があり、おとなしい性格というのでは決してない。静かに闘志を燃やすタイプなので、「不言実行」型の代表で、「おとなしいけど、やるときはやる」ということに自負心を持っているから。

射手座・・・一般的に「おとなしさ」とはほとんど真逆のタイプが多いが、柔軟宮なので「従順」「素直」という意味での大人しいタイプもいます。割と読書をしたりパソコンが好きだったり、一人で行動するため「おとなしく」見られる人もいますが束縛されたくないだけで、協調性もあるためこの星はおとなしいととても柔和なキャラになる。

山羊座・・・いわゆる「地味系」のいぶし銀的なおとなしさはあるし、外見が割と大人しいタイプが多いからかも。でも、活動宮なのでいざという時の行動力はある方だしここ一番で言うべき時は言う。水星が射手座だとお喋りになるためイメージが変わるが、「おとなしそう」に観られると言う意味では多分一、二を争うかもしれない。

水瓶座・・・クールさが大人しいと思われる場合がありますが、気の強さでは多分ピカイチなので、性格そのものは決しておとなしくはないし、穏やかでもないし素直でもないから最もおとなしいという概念からははずれる。興味のないことには無視するため静かに見えるだけで、短気な星なので怒らせると逆上するケースが多々ある。

魚座・・・幼少期にたいてい泣き虫だったり、内向的なため「おとなしい」と言われていた子が多い。生まれが3月など後のほうなので幼少期には人の後ろからくっついていく場合が多いからかも。従順さは非常にあるため、キツイ事はあまり言わないが、感情的なタイプではあるため、気まぐれに激しさを見せることがある。

まあ、どの星座にもいろんな性質はあるのですが、出方としては星座的な個性はやはりあるので、やはり犯罪者などになりやすいのは、感情過多の水の星座などの「おとなしい」タイプでしょう。感情を抑えているので爆発した時に理性が働きにくく、もともとの性質が陰性なために凶暴化しやすいといえます。
風の星座は理性があるし、火の星座は陽性なのであまり感情が過激になっても凶悪にはならないし、地の星座は後々のことを考えるため感情を抑えられますから・・・。
もちろん、持論ですので参考までに。

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