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Astrology

アセンダント

Category:占星学・アラカルト

アセンダントというのは、出生時に東の地平線上にあった星座のことなのですが(占星学では)一般的には、その人の外見的特徴とか、もともとの気質・体質・行動パターンなどを示すもので、土壇場でつい出てしまうような特徴だったりします。その人をパッと見た場合の性質を物語っていることも多いでしょう。

要するに本当の姿なので、とても重要ですから、出生時間のわかっている人はこれが割り出せるため、普段のイメージと違う場合も出てきます。

私はこのアセンダントが射手座なのですが、しかも水星がほとんどアセンダントに
載っていますから、山羊座の本質を持ちつつも、喋ると射手座がかなり出ます。
行動的にも意外とそそっかしいし、ドジです。
何事も体験学習型なので、本を読むのがあまり好きではなく、実際に体験するほうが好きですし、案外集中力がすぐに途切れますし飽きっぽいため、通信教育などは
申し込んでも最後までやり遂げたことがなく、いつも無駄になります。

で、アセンダントは行動のパターンですから、同じアセンダントを持つ人を見ると
同じような時期に同じようなことをなぜかしています。

何かをしたくなるという心の叫びが同じサイクルでやってくるのでしょうか?
本来の性格が全く違っても、同じことを思ったりする傾向もあるようです。

当然縁もあるためか、以心伝心が多く、アセンダントに導かれる場合、太陽や月が
射手座の人とも当然縁ができるわけです。

そして、不思議なことに、親子でこのポイントはなぜか共通してきます。
我が家は私のアセンダントに主人の前世での人間関係のポイントであるドラゴヘッドが載り、長女は誘発剤による出産なのに、アセンダントは私と同じ射手座。
そして次女は月が射手座と、みんな射手座がどこかに絡むわけです。
家族なので縁があるのは当然ですから、我が家4人を集めるとまあ、家族だとすぐにわかる外見と行動パターンを持っています。
我が家は全員O型ですし、基本的にのんびりしたタイプは誰もいません。

親子がよく、寝姿まで同じだということはよく聞かれますが、こういうケースも
アセンダント絡みだったりするように思います。

アセンダントは外見的要素を示すとよく本に書いてありますが、例えばアセンダントが牡牛座とか蟹座の場合、結婚して出産したら太りやすいと書かれている場合が多いのですが、ものすごくスマートな方もいます。ただ、こういう人の場合、行動に出ているような気がします。スマートでもアセンダント牡牛座の人は行動が割とゆっくりしていたり、一度決めたら揺るがない頑固さがあるなどです。なので、アセンダントだけで体型的なことをズバリ言い当てるのは結構難しいと思います。
先日お会いしたアセンダント蟹座の方で太陽も牡牛座だし、実際にお会いしなかったらふくよかな印象を持っていたかもしれませんが、行動も割とテキパキしているし、見た目はおっとり見えないのですが、話をしていく中で、なんというか、我慢しているというか、大事なことを遠慮して言えないみたいな感じの方でした。

やはり、行動のパターンとか、ついつい出てしまう言動の癖のようなものに出てくる気がします。

Keyword:アセンダント

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