占星学の玉手箱

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Astrology

冥王星山羊座の時期

Category:占星学・アラカルト

冥王星というのはやはり侮れません。
大惑星はまあ、木星以降の動きの遅い星を言いますが、中でも冥王星はもう、一つの星座に20年ぐらいいますから、意味合い的にも「徹底的な変化」がそのハウスで訪れるわけで、私みたいに1ハウスですと、その徹底的な変化が常に自分自身と背中合わせになっているわけで、全く生きた心地がしないわけです。

もともとの冥王星は9ハウスですし、角度は悪くないため、特に問題ないのですが、トランジットの冥王星が山羊座に入ってからとにかく健康面が不安定で仕方ありません。

鼻風邪をひいて、それだけで終わると思ったのに、今度は喉が痛い・・・。
また風邪を新たに引いたみたいで、どうにもこうにも体調がずっと悪いのです。
肩こりは半端ないし、背中まで痛いし、この「しつこさ」こそがまさに冥王星のなせる業です。

私の太陽の度数から言うと、2018年ぐらいまでしっかりと影響しますから、この数年間のうちに
命に関わるような事態が発生する可能性が大きいなぁと、最近他人事ではなく思います。
天王星だと予期せぬ事故みたいな場合もありますが、冥王星はなんというか、持病が徐々に悪化していき、いつしかどーん!と核爆弾のように自分自身を破壊すると言う感じ。

だいたい、熱の出ない体質というのが良くないのですが、なかなか治らないままに次々と用事があるのでどうしても外出が多くなってしまいます。
しかも、夜の眠りがどうも浅くて困ります。

こんな状態がまだまだ続くなんて、体力も気力もどんどん低下するのに・・・
元気ならいくらでもパワーはあるのですが、どうもパワーの源が冥王星でやられているみたいで根本から治さないといけません。

冥王星が一生1ハウスを通らないままの人もいるのに、この更年期の時期にわざわざ居座らなくてもいいと思うんですが・・・。
もちろん、健康に出ない人もいますが、それでも冥王星が1ハウスはやはり自分自身の環境の徹底した変化、しかもあまり良い意味には使われないので、厄介です。
もともと地の星が多いので、変化にはあまり強くないのです。
「臨機応変」とかが苦手なんで、とても不可解で戸惑いの多い時期が続くのが怖いです。

天王星の急なハプニングもなんだか後ろから急に「わっ!」と驚かされるようで嫌いですが、冥王星のそれはなんかじわじわとよく映画とかでありますが、天井がどんどん下がってきて圧迫されていくような、あんな恐怖感に見舞われます。
いっそ一気につぶしてくれ!と思ってしまいそうになります。
重たい荷物をどうせ膝の上に乗っけられているのなら、しばらくはそれは取り除けないのですからもう、開き直って共存するしかないわけです。ただ、土星のように重たいだけの漬物石みたいなものではなく、冥王星はいつ爆発するかわからないような不発弾を乗っけられているので怖いのです。
無理やり取り除こうとしたらそれこそ爆発しかねませんし・・・。
だから、一か八かの判断が必要です。
どこかで腹を据えないといけないわけです。

決断力に乏しい私にとってはやはりここ数年、なぜかしら大事な決断を迫られる出来事が多く、これも山羊座冥王星の仕業なんだろうと思います。
でも、いつ爆発するのかわからない爆弾に毎日怯えるより、日々大切に生きて行くことの方が大事なんだろうなと思います。
トランジット冥王星が通るハウスの問題においてどの人も腹を据えておく必要があるということです。

Keyword:山羊座冥王星カルマトランジットアスペクト

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