占星学の玉手箱

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Astrology

幸せって・・・

Category:占星学・アラカルト

「幸せ~ってなんだっけなんだっけ…♪」というのはかつて明石家さんまさんが歌っていたしょうゆのCMソングですが、
ホントにそう思う時があります。みんな幸せになりたいし、私はそのお手伝いをしたいのですが、現実、運気がよくなかったり、運気はいいけれど全然いいことがないという悩みも事実、あります。

幸せの価値観が人によって違うので、仕事運がよく、順調に仕事をしているから普通に言えば幸せであっても、当の本人は彼氏がいてこそ幸せだと思っていたら、その人にとっての幸せは恋愛運が重要視されます。
逆に、プライベートはすごく充実していたり、お金には困っていないから、私なんかはこういう人こそ幸せなんじゃないのかなぁって正直思うのですが、社会性を求めていて地位や仕事がほしいと思う人もいて、なかなか運勢通りに本人の価値観はいかないので人生は難しいです。

なので、前にも、幸せを暗示する星は木星だと書きましたが、木星がよくてもその人のもともとのホロスコープでたとえば恋愛運がほしい人が木星が太陽星座と吉角だったとしても、もともとの恋愛運がハードだったら、あまり関係ないのです。むしろ、全体運として健康に過ごせたり、仕事が安定していたりなど、そういう方面で木星が生かされるからです。
占い師としては「いい運気」だというわけですが、クライアントさんが恋愛運「のみ」を望んでいたらその部分でいい年まわりになるには、もとのハードアスペクトを打ち消すぐらいの強い星が5ハウスを通過するなど、決定打がないとなかなか言えません。
そんな時、単なる吉星である木星はいたって無力になります。

天王星・海王星・冥王星は動きが遅い分長く一つの星座にいますから、影響力が強く、ライツとのコンジャンクションがあればうまく使えば劇的な変化に繋がるのです。
まあ、すべて凶星ですので、どちらかというと悪い出来事の方に繋がりやすいですが、これらが吉星である木星や金星といい角度を作る時を狙えばいいわけで・・・。

恋愛運がいいというのも、ただ異性にもてるというのでもないですし(誰彼なく思いを寄せられるというのもかえって面倒な場合もありますから)自分が思っている人とうまくいき、そのまま結婚へ・・・が一番いいのかもしれません。よく、恋愛の回数イコールもてると思われる節がありますが、とんでもない恋愛を何度もするより、一度の素敵な恋愛でゴールインする方が「恋愛運はいい」となります。
でも、傷ついても何度も人を愛し、愛されの人間模様を経験してこそ幸せだと思う女性は意外と多いなぁと、仕事をしていて思います。
女性の場合、仕事運がいいと言っても大して喜ばない人もいますし、仕事運だけよくても金運に繋がらない場合もありますから(私です・笑)やはりその人によって、何が一番幸せなのかは11ハウスや(願望の部屋)木星の星座や入っているハウスなどから類推しないといけません。

現実に鑑定をしていて難しいなあと思うことのひとつです。

Keyword:5ハウス11ハウス 金星木星

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