占星学の玉手箱

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Astrology

恋愛の星と結婚の星

Category:占星学・アラカルト

恋愛の星はやはり金星と火星になりますが、結婚というのは「現実」であり、夢やロマンではないので、人生観そのもの、その人の本性が出るのはやはり太陽と月、いわゆるライツだと思います。

ライツと金星・火星に矛盾のない星の場合、比較的オフィシャル(ライツが主に出る)もプライベート(恋愛だと金星・火星が主に出る)同じで、キャラクター的にも公私同じように振る舞えるので、人から見ても矛盾はないのですが、これらが矛盾した星の場合、結構複雑で、そのような星の人が鑑定に来られる事が多いです。

人間の図で言うと、赤ちゃんは裸で生まれますので、スの状態が太陽だとすると、髪の毛とかツメとか、もともと持っているけれど、のびたり形を変えたりするものが月にたとえられます。

一方金星は女性にとっては恋愛観なので、人間は裸では外に行けないので、洋服や靴など、自分の好みで買うものなどを示し、火星は女性にとっては好きな異性のタイプを示しますから、アクセサリーとか好きなぬいぐるみなど、異性にアピールする趣味の領域で選ぶものを示します。

これらを図示し、男性星座を赤、女性星座を青で色分けすると、16通りできます。
赤ばっかり、青ばっかりの場合は、矛盾はないですが、良く書いている「反動形成」が出ることがあります。
特に青ばかりの場合はすべて女性星座になるので、かえって男っぽくふるまったりして比較的色気のない傾向があります。(私がそうです)
あとの14種類の中で、ライツ(髪の毛と地肌)が赤(男性星座)で金星・火星(洋服とぬいぐるみ)が青(女性星座)の場合は
オフィシャルは男っぽくカッコいいけれど、恋愛では女性的になって重たがられるパターンですが、概して仕事面ではカッコいいので公私を分ければいいし、逆の場合は本来は女性的で気配りもできるのに、恋愛には結構遊びの要素などを求めてしまうため、恋愛遍歴ばかり繰り返す傾向があります。
ただ、これもまた、恋愛と結婚は別と考えて行けばさほど矛盾はありません。

赤ばかりなのにぬいぐるみだけ青だと選ぶ男に問題アリのパターンで、その逆が青ばかりでぬいぐるみだけが赤の場合も同じでしょう。自分自身には矛盾はないのですから、自分と違うタイプをあえて選んで玉砕しなくてもいいと思います。ライツで相手を選び、現実と割り切って結婚した方が幸せでしょう。

洋服(金星)だけが色が違う場合は、男の前でだけ態度が違うという感じになるので、同性の受けが悪くなりがちですから気をつけましょう。

月(髪の毛)だけが色が違う場合も厄介で、月だけ女性星座の場合、元の性格のままであまり悩まないほうが得策ですが、結構気にしぃの部分があり、それを理解してもらえず悩むようですね。
月だけ男性星座の場合は無理しないで自分が女らしくなれるのは恋愛の時だけなのですから、そのまま結婚に持ち込んだ方がハッピーでしょう。

あとのパターンが最も恋愛に問題が起きやすいタイプで、月と火星が女性星座の場合、自分が理想としているタイプが異性の好みとしてあらわれるので、本来の自分自身とかけ離れていて無理をするのでなかなか思い通りに行かないケースが多いし、この逆は自己矛盾の上に選ぶタイプも手に入りにくいタイプなので、もう少し楽な相手を選んだほうがいいでしょう。

月と金星だけが女性星座の場合、月よりの性格を出してしまうため、好みのタイプは矛盾していないのに、周囲の目を気にしたり、月寄りの性格だと思われて損をしてしまいます。もっと自信を持ってほしいタイプです。
逆に月と金星だけが男性星座の場合も女の部分を見せたくないなど無理をしてしまうタイプですから、矛盾のないタイプを選んでいますので、強がらないことが大事でしょう。

そして、太陽だけが男性星座の場合、本当の自分が普段は出ないため、恋愛に邁進している時は何ら矛盾は感じないのですが、結婚後「こんなはずでは・・・」と思うかも。仕事などの価値観が男性的なので、結婚後はおとなしく専業主婦になったほうがうまくいくかもしれませんが。
逆の、太陽のみ女性星座の場合は、別人格形成型になります。男性的になってしまったようなタイプですから、もう無理に女性的にふるまわずに、カッコいい女として生きる方がいいでしょう。

ただ、この手のタイプはどうしても本質は太陽ということで、重要な人生の岐路に立たされた時、自己矛盾に悩むのです。

どのパターンにも逃げ道はありますし、うまく使えば誰もが幸せになれると思うのですが、なかなか現実は難しいですね。

この相性判断の仕方について、占星学の導入部分として一度プチセミナーを開催しようと思っています。

Keyword:金星太陽火星相性恋愛・結婚

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